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【犬の腸活】シンバイオティクスとは

はじめに
プロバイオティクスやプレバイオティクスはだんだんと言葉が知られていっているような気がしますが、
再び紹介しなければならない言葉が、、、
それはシンバイオティクス。
私自身もきちんと理解できていないので、色々調べつつ、学び直しながら皆さんに紹介したいと思います。
目次
〜おさらい〜
まずはおさらい。
プロバイオティクスとプレバイオティクスとは
⚫︎プレバイオティクス
プレバイオティクスとは腸内微生物(プロバイオティクス)の餌になるもの(オリゴ糖や食物繊維など)。
⚫︎プロバイオティクス
「適切な量を摂取した際に宿主の健康に有益な効果をもたらす微生物」
(乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌など)
実は腸内にもともとない菌を経口摂取したところでその菌は排便されてしますが、腸内を通過したことで腸内にいる菌を刺激しバランスを敢えて崩すことで元来いる菌を増加させる効果が期待されている。
また、乳酸菌などは胃酸に弱く腸にまで生きたまま届くことが少ないが、近年では乳酸菌の死骸(死菌)も腸内には有用とされている。
シンバイオティクスとは
シンバイオティクスは
プレバイオティクスとプロバイオティクスを合わせて摂取すること。
プレバイオティクスとプロバイオティクスを併せて摂ることで両者のいいとこ取りができるというもの。
プレバイオティクスを摂取するか、プロバイオティクスを摂取するか、シンバイオティクスという方法を採用するかは個々の健康状態、消化器症状によって見極める必要がある。
(例えば下痢の症状がある犬に高繊維質なごぼう等の不溶性食物繊維を与えることは好ましくない、など。)
シンバイオティクスを実践することでプレバイオティクスやプロバイオティクスをそれぞれ単独で摂取するより、さらに効果的に作用します。
期待できる効果は多岐に渡り、腸内環境の改善、腸内環境が改善し腸内の菌が豊富になったことでアレルギー症状の抑制、抗ストレス、免疫力の向上、ミネラルの吸収促進、腸疾患の予防などが挙げられる。
シンバイオティクスの取り入れ方
生きた菌と菌の餌となるものを同時に摂取する必要があります。
⚫︎犬に与えられるプレバイオティクスの1例
・穀類(オートミール、ハトムギ、押し麦、とうもろこし等)
・野菜(ごぼう、切り干し大根、かぼちゃ、キャベツ等)
・豆類(大豆、おから、納豆、小豆等)
・芋類(さつまいも、じゃがいも等)
・果物(りんご、バナナ等)
・海藻類(寒天等)
⚫︎犬に与えられるプロバイオティクスの1例
・ヨーグルト
・ケフィア
・味噌(少量)
・発酵野菜
・アップサイダービネガー(リンゴ酢)※ただし100%りんごから発酵されたもの。
・カッテージチーズ
・ビオフェルミン、ビオスリー
・ビール酵母、エビオス錠
これらの食品を組み合わせることでシンバイオティクスが実践できるというわけです。
シンバイオティクスを実践している私のおすすめ組み合わせ
以下は私がおすすめの組み合わせです。
・オクラ(水溶性食物繊維:プレバイオティクス)×納豆(プロバイオティクス)
・バナナ(オリゴ糖、不溶性食物繊維:プレバイオティクス)×ヨーグルト(プロバイオティクス)
・かぼちゃ(不溶性植物繊維)×カッテージチーズ(プロバイオティクス)
・なめこ(水溶性食物繊維、不溶性食物繊維:プレバイオティクス)×少量の味噌(プロバイオティクス)
他には犬用のプロバイオティクスサプリメントにプレバイオティクス食品を組み合わせて与えることでもシンバイオティクスが実践できます。
シンバイオティクスを取り入れる方法は思ったよりもハードルは低いのではないでしょうか。
参考にした文献
・ペットサプリメント活用ガイド 編集一般社団法人日本ペット栄養学会監修 左向敏紀 松本浩毅 73、74ページ
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【スパイス】犬にシナモンって与えていいの?

最初に。
お菓子や飲み物にぴったりのシナモン。
沢山入れるとピリッとした香辛料らしい刺激も味わえるスパイスの代表。
日本人にも馴染みの多いスパイスだと思います。
さて、このシナモンですが犬にも与えても大丈夫なスパイスなんだとか。
私もまだわからないことが多いので沢山調べてまとめてきました。
目次
シナモンとは
シナモンはニッケイ属の樹木の内樹皮から得られる香辛料。簡単にいうと、シナモンは木の皮ということ。
ニッケイ属の仲間にはカシア(桂皮)やニッキ(肉桂)が桂皮ありシナモンと風味は似ている。桂皮は東洋医学において生薬として使用されているが現代科学において薬効は確認されていない。
シナモンは植物性の芳香成分であるクマリンが豊富で過剰摂取により肝機能障害を起こすことがある。セイロンシナモンよりもカシアに多く含まれる。人間において、欧州連合(EU)では毎日摂取するなら料理1kg中15mg程度に収めるよう定めた。
シナモン特有の特徴的な香りはシンナムアルデヒド、オイゲノール、サフロールなどの芳香成分を含む。シナモン中、0,5〜1%を占める精油成分はシナモンの加工途中で樹皮を叩き海水中に浸して軟化、蒸留することで精油に加工される。
粉末状のものはシナモンスティック(カネール)を粉砕しパウダー状にしたもの。
世界で流通するシナモンの7割をインドネシアと中国が占める。
シナモンはしばしば糖尿病やダイエット、血中の脂質濃度をコントロールする等の効果があるとされるが実際に証拠はなく、アメリカ食品医薬局(FDA)ではしばしばシナモンが主成分のサプリメントをリコールに対象にしている。
シナモンと言っても種類がああり、セイロンシナモン(スリランカシナモン)やカシアシナモン(チャイニーズシナモン、桂皮)、インドネシアシナモン、ベトナムシナモンなど様々な種類があり見た目や色、味や成分も異なる。もっとも多く流通しているものはカシアシナモン。
シナモンは犬にとって有毒か
結論は少量であればNO!
犬にとってシナモンは少量であれば有毒なスパイスではありません。
しかしシナモンの精油やエッセンシャルオイルは有毒なので注意が必要です。
また毒性が全くないわけではなく、大量に摂取すると消化器や肝臓に負担がかかります。低血糖や心拍数の上昇も考えられます。
このような中毒症状は小さじ1杯ほどの量から現れるとされています。
シナモンパウダーは微粒子なので犬の鼻や口から吸い込まれ呼吸器の炎症やトラブルになることも考えられます。
シナモンのスティック(カネール)を犬が丸齧りするのも大量摂取の可能性があり危険です。
シナモンはおやつやフードに入っている少量ならOK。
シナモンスティック(カネール)、シナモンのエッセンシャルオイル、パウダーを振りかけて与えること、シナモンの形態に関わらず大量に与えることはNG!
シナモンの栄養
100g当たり
日本食品標準成分表より
エネルギー 365kcal
タンパク質 3.6g
脂質 3.5g
炭水化物 79.6g
Na 23mg
K 550mg
Ca 1200mg
Mg 87mg
P 50mg
Fe 7.1mg
Zn 0.9mg
Cu 0.49mg
※ビタミンはほとんど含有なし。https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=17_17067_7
⚫︎K カリウム
浸透圧やphの維持、水分代謝などに作用し、デトックス作用でよく知られる。
過剰分は排泄されるため、カリウムは毎日摂取する必要があるが、過剰摂取が続くと血圧上昇、心疾患、心不全を引き起こす。
激しい下痢や嘔吐ではカリウム欠乏症による不整脈が起きることがある。
⚫︎Ca カルシウム
体内に存在するカルシウムの99%が骨と歯に存在する。
カルシウムは筋肉の収縮や士官、神経伝達の情報発信作用、細胞分裂、血液凝固、酵素の活性化などに関与。特に細胞内で伝達物質として作用(セカンドメッセンジャー)。
カルシウムが欠乏すると、苛立ちや転換、神経や脳が正常な判断ができなくなる。また、骨異常や筋肉の痙攣もみられる。
一方で過剰に摂取すると、神経や脳が落ち着き、筋肉が弛緩、脳が落ち着き”し眠(突然眠ってしまう)”におちいる。
カルシウムむは植物性の食べ物にも動物性の食べ物にも含まれるが、植物性食品に含まれるシュウ酸カルシウムは吸収生が悪い。反対に動物性食品の牛乳等に含まれるカルシウムは利用性が高い。
身体が低カルシウム状態だと、カルシウムの吸収効率は高くなる。
大豆等の穀物に含まれるフィチン酸はカルシウムの吸収を阻害する。
シナモンの効果
人間においては下記の効果が確認されています。
抗酸化物質が豊富
炎症を軽減
心臓の健康を促進
血糖値を下げる
消化器系の不快感を和らげる
抗菌作用
犬のおやつにシナモンが含まれる場合、抗酸化作用が最も期待される効果のようですが、とあるアメリカの獣医師は犬においては十分な研究や実験がされておらず、シナモンの上記のような効果は実証されていないとしています。
またとある別のアメリカの獣医師はカシアシナモン(最も主流)セイロンシナモン(真のシナモンと呼ばれる)の方が有毒成分のクマリンの含有量が200分の1と少なく健康的であるとの意見もある。
与える量
まず最初に、
シナモンは手作り食やドッグフードにわざわざ足すほどのメリットは現時点では感じられないスパイスであり、本ブログではトッピングとしては推奨しないことをご了承ください。
犬に与える量について、小さじ1杯以上で毒性が現れることから香り付け程度の仕様なら問題なく与えられるでしょう。
犬へのお菓子作りなどでシナモンを使用したい場合には参考にしてみてください。
まとめ
⚪︎おやつやフードに混ざっているシナモンパウダー
×シナモンのエッセンシャルオイル(精油)、シナモンスティック(カネール)、シナモンパウダーそのまま、大量給与
栄養=そこまで需要なメリットはなし
効果=抗酸化物質が豊富、炎症を軽減、心臓の健康を促進、血糖値を下げる、消化器系の不快感を和らげる、抗菌作用(ただしこれは人間における話で犬に対する効果は未知数)
給餌料=小さじ1杯以下(この量は毒性が出ない最低限の量なので実際にはもっと少量で与える)
参考にした文献
https://ja.wikipedia.org/wiki/シナモン
https://www.petmd.com/dog/nutrition/can-dogs-have-cinnamon
https://www.rover.com/blog/can-dog-eat-cinnamon/
・アドスリー 一般社団法人日本ペット栄養学会編 ペット栄養管理学テキストブック 60ー62ページ
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【野菜】パクチーが犬に与える栄養と効果

最初に
ベトナム料理や台湾料理、最近流行の火鍋にも欠かせないパクチー。
苦手な人も多い香味野菜ですが、犬にとって有益な野菜ということはあまり知られていません。
香味野菜はネギや茗荷を筆頭になんとなく与えてはいけない、少し怖い印象がありますがパクチーは犬にとって友好的な香味野菜のようです。
今回はそんなパクチーについて日本の情報サイトと海外の情報サイト、そして書籍より調べ、まとめてみました。
目次
パクチーとは

Photo by Suzy Hazelwood on Pexels.com セリ科の野菜で英語ではコリアンダー、中華ではシャンツァイと呼ばれています。またチャイニーズパセリ、メキシカンパセリとも言うそうです。独特な香りが特徴で苦手な人も多いでしょう。
香味野菜としてのイメージが強くパクチー自体があまり栄養価の高い野菜の印象は少ないですが、実はとっても犬にとって有益な野菜。
欧米ではハーブとして扱われるほどです。
独特で強いパクチーの香りは乾燥させると和らぎ、この香りの成分にはリナロールやゲラニオールという精油成分が含まれリラックス効果や抗炎症作用がある香りです。
パクチーの栄養
パクチーの栄養成分 (100g当たり)
エネルギー 18kcal
タンパク質 1.4g
脂質 0.4g
炭水化物 4.6g
食物繊維総量 4.2g
Na 4mg
K 590mg
Ca 84g
Mg 16mg
P 59mg
Fe 1.4mg
Zn 0.4mg
Cu 0.09mg
βカロテン 1700μg
ビタミンD 0
ビタミンE 2.1mg
ビタミンK 190μg
ビタミンB1 0.09mg
ビタミンB2 0.11mg
ナイアシン 1.3mg
ビタミンB6 0.11mg
葉酸 69μg
パントテン酸 0.52mg
ビオチン 6.2μg
ビタミンC 40mg
パクチーの注目すべき成分はカリウム、マグネシウム、βカロテン、ビタミンK。
・カリウム
浸透圧やphの維持、水分代謝などに作用し、デトックス作用でよく知られる。
過剰分は排泄されるため、カリウムは毎日摂取する必要があるが、過剰摂取が続くと血圧上昇、心疾患、心不全を引き起こす。
激しい下痢や嘔吐ではカリウム欠乏症による不整脈が起きることがある。
・マグネシウム
骨の構成成分で体内の70%のマグネシウムは骨に存在している。
神経の興奮を抑制する効果(抗ストレス)、リン酸か反応に活力を与える効果があり、欠乏すると成長遅延、過剰な刺激感受性、テタニー(痙攣)が生じ、死に至る。
低マグネシウム食を食べているとマグネシウムの吸収率は高くなり、高マグネシウム食を食べていると吸収率は低くなる。また、リン、カルシウム、カリウム、脂肪、タンパク質が高配合の食事でもマグネシウムの吸収率は下がる。
マグネシウムは消化管〜腎臓で濾過、再吸収、排出されるが食事中のマグネシウムが高配合だとストルバイト結晶を発生しやすい。
・βカロテン
βカロテンは消化管の細胞内でレチノール(ビタミンA)に変化する。
ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、脂肪分やビタミンEと併せて摂取すると吸収率が高まる。
反対に水溶性食物繊維はビタミンAの吸収を阻害する。
消化管の細胞内でレチノールに変化し、他の資質ともにリンパ管を通り、肝臓に蓄積する。
脂溶性ビタミンなので余剰分は排出されずに体内(肝臓)に蓄積されるため、過剰摂取すると骨の奇形、骨折、内出血、赤血球の減少、結膜炎、腸炎、肝機能の低下、腎機能の低下、食欲不振、体重減少などが挙げられ犬は他の動物と比較してもビタミンA中毒に罹りやすいとされている。
反対にビタミンAが欠乏すると夜盲症、眼球乾燥症、皮膚障害の一因となる。
・ビタミンK
ビタミンKは血液の凝固作用に欠かさない脂溶性ビタミン。この血液を凝固するタンパク質はビタミンKによる活性がなければ作用しないため、ビタミンK依存性タンパク質と呼ばれている。
他には骨代謝や細胞増殖に関与している。
ビタミンKには植物性の食物に含まれるビタミンK1と微生物が生み出すビタミンK2がある。パクチーの場合はビタミンK1。ドッグフード等に添加されるものは合成されたものでビタミンK3となる。
ビタミンK3は体内でビタミンK2により代謝され体に作用する。犬は消化管内でビタミンK2を合成でき、それによって通常の食餌に含まれるビタミンK3を代謝できるため欠乏することは少ない。
欠乏すると出血が生じやすくなり、また血が止まりにくくなる。毒性は低く、過剰摂取による中毒症状は少ないが大量に摂取すると肝臓に負担がかかり凹たんなどの症状が出ることがある。
抗生物質の服用(特にセフェム系)により、消化管内でのビタミンK2の生成を抑制してしまうのでビタミンKの要求量が増加する。
パクチーの効果
・抗酸化作用
強い抗酸化作用を持ち、細胞の劣化防ぎます。
参加に関しては下記の記事で詳しく解説しています。
・デトックス効果
デトックスとはそもそも体に溜まった有毒な成分を排出するというもの。言い換えれば解毒作用とも言えます。鉛や水銀など体に溜まった有害物質を尿により排出することを助ける作用があるとのこと。
・消化を助ける(消化剤)
胃液と胆汁の分泌を促し、消化管内に溜まったガスを排出させ、食欲不振を改善する効果があるとのこと。また、犬が車酔いにより嘔吐した際にも効果的だそうです。
・リラックス作用、抗炎症作用
パクチーの独特の香りの成分、リナロールやゲラニオールは精油成分の1種でリラックス効果や抗炎症作用が期待されます。
与え方
人間のように強いパクチーの匂いが苦手で食べることを嫌がる犬も少なくありません。
パクチーは乾燥すると匂いが和らぐので乾燥させて与えるのも良いでしょう。乾燥され、粉末状になったパクチーはコリアンダーの名称で販売されており、比較的簡単に手に入れることができます。
パクチーの茎は消化しにくいので葉を中心に与えましょう。
体の小さい犬や消化が心配な場合には刻んで与えましょう。
初めて与える場合は少量から試し、犬の様子を見ること。嘔吐や下痢があれば与えるのをやめましょう。
与える量
どんな食材でもそうですが、与えすぎは良くありません。
パクチーは野菜というより、ハーブとして考えましょう。沢山与えたからといって中毒や死に至ることはありませんが、トッピング程度の量に収めましょう。
我が家の場合、4.5kgの愛犬に与えるなら生のパクチーを刻んだものを3〜5g程混ぜる程度にします。
文献
・https://petokoto.com/articles/2045
・https://www.petlabco.co.uk/blogs/dogs/can-dogs-have-coriander
・https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06385_7
・https://greg.app/coriander-toxic-to-dogs/
・NHK出版体のための食材大全 監修池上文雄 加藤光敏 河野博 三浦理代 山本謙治 118ページ
・ユーキャン自由国民社 The FOREVER DOG ロドニー・ハビブ カレン・ショーン・ベッカー クリスティン・ロバーグ 松丸さとみ訳 山下翠監修 329ページ
アドスリー 一般社団法人日本ペット栄養学会編 ペット栄養管理学テキストブック 45、47、49、64、65ページ
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【発酵食品】欧米から見た犬に納豆を与えることへの意見

はじめに
皆さんは犬に納豆を与えたことはありますか?
犬用のおやつなどにも納豆は利用されていて、納豆大国の日本では犬に納豆を与えることは、それほど珍しくはありません。
一方で犬の栄養や食餌法などでは流行を生み出したり最新的な研究がされている欧米ではかなり珍しいことのようです。
今でこそ、海外の日系スーパー等で販売されていますが、いまだに”ゲテモノ”扱いなのには変わりなく、外国の方々には抵抗のあるもののようです。
そこで海外の情報媒体から”犬に納豆を与えること”に対する意見を調べまとめてみました。
目次
納豆とは
⚫︎納豆の栄養と効果
納豆は大豆を納豆菌で発酵させたもの。
”畑の肉”と呼ばれる大豆を使用していることもあり、植物性タンパク質を豊富に含んでいます。
タンパク質のほか、食物繊維もふくみ、水溶性と不溶性の食物繊維両方を含み腸内環境の健康維持に役立ちます。
またビタミンB2、B6、E、K、カルシウム、マグネシウム、鉄分、カリウムを含みます。
納豆特有の成分としては、納豆キナーゼやイソフラボン、レシチンなどが含まれます。
納豆は日本人にとって健康食品の代表格であり、様々な栄養と効果がある食品です。
⚫︎納豆のデメリット
例えどんなに体にいい食べ物でも食べ方や量を間違えれば体に悪影響を及ぼすものですが、
納豆の場合は食べ過ぎには注意程度の情報しか確認できず、リスクはかなり少ない食べ物ということになりそうです。
(食べる量については後ほど解説します)
海外情報媒体による犬に納豆を与えることに関しての意見
以下「」内は海外情報媒体より抜粋したもの。
「納豆の主成分である大豆は優れたタンパク質源であり、納豆を作る発酵プロセスによって大量のプロバイオティクスが得られます。納豆には、血圧をコントロールし、消化を促進するナットウキナーゼと呼ばれる独自の酵素成分も含まれています。納豆は発酵中に形成される健康に良い善玉菌のおかげで、消化と吸収の点で生の大豆よりも優れています。犬は納豆のプロバイオティクスと栄養素の恩恵を受けることができ、免疫力を強化し、消化を改善し、心臓血管の健康を高めるのに役立ちます。」
「ビタミンK含有量が高いため、投薬中の犬には納豆を与えないでください。ビタミンKは特定の投薬に干渉し、投薬治療を妨げることが知られています。」
「納豆の発酵中に少量のアルコールが生成されます。犬が納豆を過剰に摂取すると、アルコール中毒の症状も発生する可能性があります。」
「犬が大豆アレルギーを持っている場合は、納豆を与えないでください。新しい食べ物を与えるときは、ごく少量を与えて、症状がないか観察してからさらに与えてください。異常が見られたら、すぐに獣医に連絡して治療を受けてください。」
上記のようにある食べ物を犬に与えてもいいかを即時に教えてくれるサービスを提供しているサイトでも納豆は与えても良いとの意見でした。
ただ、冒頭で「納豆は独特の香りと粘り気のある食感のため、賛否両論ありますが、犬は納豆を食べても大丈夫でしょうか?」とあり、やはり外国、特に欧米の人々には食べるだけではなく、犬に与えることも抵抗があるようです。
とはいえ、犬に与えても問題ないことは明確に提示してあり、また与える際に注意すべき、ビタミンKが投薬時に薬効を阻害する可能性があることや、発酵時に発生する微量なアルコール、大豆アレルギーに関して注意喚起も同時にされていました。
ただ、気になったのは発酵時に発生する微量なアルコールのこと。
確かに葡萄などは発酵してアルコールが発生しますが、納豆は発酵時にアルコールは発生はせず、完成した納豆にもアルコールは含まれません。
どこかで誤った納豆情報が海をわたって広まってしまっているのかもしれません。
また日本人の研究者たちが発表した犬と納豆に関する論文も英語で調べるとヒットしたのでそちらも共有します。
『Enhancement of natural killer cell activity by oral administration of a fermented soybean product in dogs』(発酵大豆製品の経口投与による犬のナチュラルキラー細胞の活性の増強)
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8541719/
この論文がどういったものか簡単に要約すると、
『腸内細菌をより豊富にするために必要不可欠なプロバイオティクスの1種である日本の伝統的な発酵食品の納豆は腸内環境の健康維持のみならず細胞免疫強化能力もあり、特に納豆は免疫補助効果と抗アレルギー効果も実証されている。この論文では犬に納豆を経口投与することで免疫にもたらす影響について調査し、納豆を与えられた犬と与えられていない犬では細胞の活性化に違いがあり、納豆を経口投与された犬では細胞免疫活性の増強に役立つ可能性がみられた。』
つまり、細菌(納豆菌)やタンパク質源、食物繊維源として注目されがちだが、細胞の免疫にも関与している可能性が大きいということなのです。
また、こちらのサイトでは納豆に含まれるナットウキナーゼが心臓の健康維持に役立つと紹介されています。
粘り気や香りから海外では抵抗が多い納豆ですが健康的な効果は認識されているようです。
納豆の量
特に食べ過ぎることで中毒などのリスクが少ない食べ物は基本的に1日の食事の10%以下に抑えれば問題はないでしょう。
とはいえ、初めて与える食品の場合はアレルギーや好き嫌いなども確認したいので小さじ1杯ほどの少量から与えて様子を見ましょう。
小型犬であれば大さじ2分の1杯程度、中型犬で大さじ1杯程度、大型から超大型犬では大さじ2杯程度が良いかと思います。
おすすめの納豆
食に敏感な犬では納豆の種類によって好みが分かれることもあるようで、1度与えた納豆を食べなかったとはいえ違うメーカーのものやひきわり、大粒などに変えると食べることもあるようです。
犬は人間の何倍もの嗅覚を誇ります。
なので慣れるまでは比較的香りの少ない納豆を与えるのも良いでしょう。
また、犬は上品に綺麗に食べることなどありません。
納豆を与える際に食後の口の周りのベタつきや匂いが気になる飼い主さんも多いでしょう。
その場合にはフリーズドライ加工がされた納豆がおすすめです。
匂いも抑えめでベタベタする粘り気はほぼないので与えやすく、扱いやすいのが特徴で、栄養素も加工前と大差なく残っています。
私はひきわり納豆をパックごと冷凍し、冷凍されたらパックごと4分割し、パックを外してから密封容器に入れて冷凍保存しています。
我が家は小型犬なので冷凍して小分けにしておくことで使いたい分だけ使用でき、フリーズドライ加工されたものよりもお財布にも優しいです。
冷凍してからパック技と切ることで、ひきわり納豆でもバラバラ、ネバネバしにくく小分けにできます。
与え方
与え方はそのままいつものフードの上に載せるか混ぜて与えてもいいですし、茹で野菜と混ぜたり、鰹節を混ぜてあげてもよいでしょう。
私のおすすめは砕いた煮干しと茹でてみじん切りにしたオクラとひきわり納豆を和えた”ネバネバトッピング”です。
嗜好性の高い煮干しを入れることで食いつきもアップし栄養価もアップ、水溶性食物繊維たっぷりのオクラを足すことでより強力な腸内環境増強効果が得られます。
文献
https://www.takanofoods.co.jp/fun/nattoeiyo/
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ペット栄養管理士によるドッグフード考察~solvidaオーガニックターキー編~

⚫︎最初に
第7回ドッグフード考察
今回はsolvidaオーガニックターキーです!
最近多くのペットショップにも並んでいるのを見かけます。
与えているフードがどんなものなのか、良いものなのか心配な方、
または購入を検討している方、
犬に合ったフードが見つからない”フード難民の方”の
きっとお役に立ちます!
⚫︎目次
⚫︎値段、サイズ、粒状
140g 671円
900g 3146円
1.8kg 5632円
3.6kg 10483円
5.8kg 15367円
12kg 30470円
8ミリ程の丸型小粒。小粒しかないため中型〜大型犬には不向き。
⚫︎生産国、メーカー
アメリカ合衆国
ソルビダ
⚫︎特徴
(以下は公式HPより抜粋、気になる点は太字)
ワンちゃんのカラダは、小型犬なら成犬になっても2~5kg程度です。人間なら生まれたばかりの赤ちゃん程度の体重しかありません。ところが、食品添加物や農薬などの安全基準は、私たち人間を対象としたもので、犬や猫といったペットの食品に対しては安全の基準が明確には規定されていません。人間だけでなく、ワンちゃんの食事も「食の安全」について不安のないものを与えたい。そうした思いから、お肉、野菜、フルーツ、豆類などバラエティー豊かな食材をワンちゃんにとって理想的な栄養バランスで配合しています。オーガニックチキン、オーガニックターキーが主原料なので、良質なたんぱく質をしっかり摂取することで、筋肉維持とワンちゃんの毎日の元気をサポートします。穀物の吸収が苦手なワンちゃんのために穀物を使用していませんので、おなかに負担をかけることなく栄養素の効率的な吸収が可能です。
『SOLVIDA(ソルビダ)』は、スペイン語で太陽を意味する『SOL』と、生活や生命を意味する『VIDA』の2つの言葉を組み合わせて作りました。太陽の恵みによって育てられたオーガニック素材と、生活や生命の維持に必要な栄養について真剣に考え、「今、考えられる最高のドッグフードを作りたい」という想いから誕生したプレミアムドッグフードです。発売から約10年、ワンちゃんの健康について考える毎日の中、最近はアレルギーに困っているワンちゃんが増えてきている問題に直面しています。そこで、アレルギーに困っているワンちゃんでも、安心して食べてもらえるよう、アレルゲンになりやすいとされる穀物を一切使用しないグレインフリーのプレミアムドッグフードです。
『人の赤ちゃん基準の安心素材』愛犬にも「人と同じ基準」の食材を。食品添加物や農薬などを使わない安全性にこだわった原材料のみを使用し、安心して与え続けられるプレミアムドッグフードをお届けします。
『理想的な栄養バランス』20種類以上の厳選された原材料を、最新のペット栄養学に基づいて、ワンちゃんに理想的な栄養バランスで配合しています。
『極めて高い嗜好性』安全で栄養バランスに優れていても「おいしくない」食事ではストレスで逆効果。ワンちゃんが喜んで食べる「食いつき」にもこだわりました。
SOLVIDA(ソルビダ)7つの特長
1 主原料がオーガニック欧米では、食品がオーガニックと認定されるには、非常に厳しい条件をクリアしなければなりません。植物においては、オーガニック農法の認定を受けた生産者により、過去三年間にわたって化学肥料農薬を使用していない畑で作られています。遺伝子組換えに由来するものは禁止されています。家禽については、オーガニック飼料100%で育てられています。もちろん、遺伝子組み換え食品は与えてはいけません。
2 グレインフリー(穀物不使用)祖先が肉食動物であるワンちゃんのために、消化が苦手な小麦やトウモロコシにお肉の味付けといったことはせず、グレインフリー(穀物不使用)で、ワンちゃんの栄養バランスを考えた本物志向の原材料にこだわりました。3 腸内環境の改善SOLVIDA(ソルビダ)には腸の働きを整える微生物「プロバイオティクス」と、その働きを助ける「プレバイオティクス」という2つの成分を組み合わせ「シンバイオティクス」という手法で腸内環境を改善し、免疫力を高めることで、病気にかかりにくい丈夫なカラダ作りをサポートします。さらに室内で生活するワンちゃんに配慮して、ユッカシジゲラ抽出のハーブ成分を配合。便臭を軽減し、消化吸収性が高まったことで便量が少なく、水気の少ないしっかりとした便になります。
4 必須脂肪酸で美しい皮膚、つややかな被毛にDHAやEPAなどワンちゃんも食事から摂取しなくてはならない脂肪酸(必須脂肪酸)があります。なかでも、美しい皮膚とつややかな被毛を形成するために欠かせない「リノール酸(オメガ6脂肪酸)」と「アルファ・リノレン酸(オメガ3脂肪酸)」を理想的なバランスで配合し、美しい皮膚とつややかな被毛の形成を実現します。
5 ミネラル吸収率アップミネラルは、たんぱく質や脂肪分と同じように大切な栄養素の一つ。ところが、通常のミネラルは、腸内ではなかなか吸収されません。これを最新技術のたんぱく化合化によってプロネイテッドミネラルにすることで、通常のミネラルよりも吸収率を数倍高めることに成功しました。
6 天然由来の酸化防止剤開封後、2週間から1ヶ月程度、小分けにして与えるドライフードは、何度も空気にふれることで酸化し、風味が劣化してしまいます。毎日の食事をおいしく食べてもらうために欠かせない酸化防止剤は、化学由来の添加物ではなく、天然由来のビタミンCをはじめとする酸化防止成分を使用しています。大切な家族であるワンちゃんに、いつもフレッシュなドッグフードを安心して与えていただけます。
7 高たんぱく・低脂肪運動が不足しがちな室内飼育犬のために、高たんぱく・低脂肪を心がけました。室内飼育成犬用の場合、100グラムあたりのカロリーは350kcal。
さらに、消化性の高い動物性たんぱくを贅沢に使用しているため、穀物が主な原材料のドッグフードと比べて、消化吸収性がグンとアップ。窒素ガス充填により、できたての新鮮さをキープ。空気中の酸素とドッグフードが交わると、「酸化」が生じておいしさや鮮度が低下してしまいます。新しくなったソルビダは鮮度を長期間にわたって保つため、袋詰の際に「窒素ガス充填」を採用しています。(※5.8kg袋は除く)
最近増えている「愛犬がアレルギーで困っている」とのお客様のお悩みに答えたくて、2019年5月、SOLVIDA(ソルビダ)は穀物を除きグレインフリー(穀物不使用)のプレミアムドッグフードとして生まれ変わりました。一般的なドッグフードは、原材料にかかるコストと、経済的な利益のバランスから、小麦やトウモロコシといった穀物に肉や魚の風味を加えたものを主原料としてきました。祖先が肉食動物のワンちゃんにとって、穀物が主原料のドッグフードは消化や栄養の吸収面で難があると私たちは考えます。作り手である私たちの都合よりも、ワンちゃんの健康を最優先。
毎日、おいしく食べられて、健康な生活が送れるように、一切の穀物を材料から除き、肉や魚を主原料とし、ワンちゃんが健康に生活するために食事から補う必要のある栄養素を、たくさんの野菜から集めました。ワンちゃんも喜ぶ、さらにおいしくなったSOLVIDA(ソルビダ)をぜひお試しください。チキンアレルギーのワンちゃん、お待たせしました!チキンアレルギーに困っているお客様の悩みに応えるために、主原料をターキーとするレシピをご用意しました。
ソルビダ グレインフリーターキーは高品質なオーガニックターキー、厳選された野菜やフルーツなど、新鮮なオーガニック原材料をたっぷりと使用し、理想的な栄養をバランスよく愛犬に提供します。さらに食物アレルギーに配慮し、穀物類は一切使用しておりませんので、腸に負担をかけることなく消化できます。また、ユッカシジゲラ抽出物を配合することで、体臭や便臭の軽減をサポートします。子犬からシニア犬まで安心して与えていただける全年齢対応。安心のオーガニック素材。自然の中でのびのび育ったオーガニックターキーをたんぱく源のベースとして使用し、オーガニック野菜やフルーツをバランスよく配合しています。
農薬、化学肥料を過去3年間使用していない畑で栽培され、化学添加物、保存料、遺伝子組み換えに由来するものを一切使用していないという、USDA(米国農務省)の厳しいオーガニック基準をクリアしています。体にやさしいグレインフリー。食物アレルギー、穀物類の消化が苦手な愛犬に配慮したグレインフリーの食事です。穀物の代わりに栄養価が高く消化に優れた豆類を使用し、効率的に栄養を吸収します。
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穀物の吸収が苦手なワンちゃんのために穀物を使用していませんので、おなかに負担をかけることなく栄養素の効率的な吸収が可能/穀物の吸収が苦手なワンちゃんのために穀物を使用していませんので、おなかに負担をかけることなく栄養素の効率的な吸収が可能。
→小麦や米、大豆は不使用だが、えんどう豆やひよこ豆、タピオカ粉は含まれている。
植物においては、オーガニック農法の認定を受けた生産者により、過去三年間にわたって化学肥料農薬を使用していない畑で作られています。/家禽については、オーガニック飼料100%
→植物がオーガニックということで残留農薬等の心配は少ないと思われる。家禽類の飼料に関してはオーガニックということで残留農薬等の心配は少ないかもしれないが、ホルモンん剤の投与や平飼い/フリーレンジ等の記載はない。(特にアメリカ産フードは農薬やホルモン剤の投与が注目ポイント)
祖先が肉食動物であるワンちゃんのために、消化が苦手な小麦やトウモロコシにお肉の味付けといったことはせず、グレインフリー(穀物不使用)
→穀物とは広義な言葉で、米や小麦、とうもろこしはもちろん豆類も指す。穀物は炭水化物源になるほか、ドッグフードの成形目的で使用されていることもある。また、特に小麦は犬のアレルゲンとして現れやすい食品であるため、グルテン負耐症の疑いがある場合や小麦を使用した製品でアレルギー症状が出た場合などは”穀物不使用”の記載はドッグフードを選ぶ大きな指標の一つになる。ちなみに原材料に記載のあるエンドウマメも豆類ではあるが、豆類が穀物となるのは乾燥した状態で収穫したものに限られるため、この場合は穀物には含まない。
『人の赤ちゃん基準の安心素材』愛犬にも「人と同じ基準」の食材
→人の赤ちゃん基準の安心素材というのがどのような定義かはわからないがいわゆるヒューマングレードということだと思われる。
腸の働きを整える微生物「プロバイオティクス」と、その働きを助ける「プレバイオティクス」という2つの成分を組み合わせ「シンバイオティクス」という手法で腸内環境を改善し、免疫力を高めることで、病気にかかりにくい丈夫なカラダ作りをサポートします。さらに室内で生活するワンちゃんに配慮して、ユッカシジゲラ抽出のハーブ成分を配合。便臭を軽減し、消化吸収性が高まったことで便量が少なく、水気の少ないしっかりとした便になります。
→プレバイオティクスとプロバイオティクスに関してはした記事も参照にしてください。
通常のミネラルは、腸内ではなかなか吸収されません。これを最新技術のたんぱく化合化によってプロネイテッドミネラルにすることで、通常のミネラルよりも吸収率を数倍高めることに成功
→ミネラルをより効果的に吸収するために吸収効率を上げた加工をしたミネラルを配合。
袋詰の際に「窒素ガス充填」を採用
→袋の中の空気を窒素に置き換えて酸化を防ぐ措置。
⚫︎材料
(以下は商品記載の原材料欄より抜粋)
オーガニックターキー生肉、乾燥ターキー、オーガニック乾燥豆類、オーガニックエンドウ豆粉、オーガニック乾燥ヒヨコ豆、オーガニックタピオカ粉、オーガニック挽き割りフラックスシード、キャノーラ油*、オーガニック乾燥アルファルファ、天然フレーバー、オーガニック乾燥ジャガイモ、乾燥サーモン、サーモンオイル*、オーガニックひまわり油*、乾燥トマト繊維、オーガニック乾燥ケルプ、オーガニック乾燥リンゴ、乾燥レンズ豆、乾燥ビール酵母、サメ軟骨(グルコサミン、コンドロイチン源)、エンドウ豆でんぷん、タウリン、オーガニックひまわりの種、乾燥かぼちゃ、乾燥ブルーベリー、オーガニック乾燥にんじん、乾燥ブロッコリー、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、オーガニック乾燥クランベリー、乾燥チコリ根(イヌリン、フラクトオリゴ糖源)、乾燥セージ、乳酸、ユッカフォーム抽出物、ガーリックパウダー、ミネラル類(リン酸三カルシウム、食塩、塩化カリウム、プロテイネイテッド亜鉛、プロテイネイテッド鉄、プロテイネイテッド銅、プロテイネイテッドマンガン、ヨウ素酸カルシウム、セレニウム酵母)、ビタミン類(塩化コリン、ビタミンE補助食品、ナイアシン補助食品、ビタミンB1硝酸塩、D-パントテン酸カルシウム、ビタミンA補助食品、ビタミンB6、リボフラビン補助食品、ビタミンD3補助食品、ビオチン、ビタミンB12補助食品、葉酸)、プロバイオティクス微生物(イースト菌、乳酸菌、麹菌、糸状菌、枯草菌)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
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・原材料
オーガニックターキー生肉、乾燥ターキー、オーガニック乾燥豆類、オーガニックエンドウ豆粉、オーガニック乾燥ヒヨコ豆、オーガニックタピオカ粉、オーガニック挽き割りフラックスシード、キャノーラ油*、オーガニック乾燥アルファルファ、天然フレーバー、オーガニック乾燥ジャガイモ、乾燥サーモン、サーモンオイル*、オーガニックひまわり油*、乾燥トマト繊維、オーガニック乾燥ケルプ、オーガニック乾燥リンゴ、乾燥レンズ豆、乾燥ビール酵母、サメ軟骨(グルコサミン、コンドロイチン源)、エンドウ豆でんぷん、タウリン、オーガニックひまわりの種、乾燥かぼちゃ、乾燥ブルーベリー、オーガニック乾燥にんじん、乾燥ブロッコリー、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、オーガニック乾燥クランベリー、乾燥チコリ根(イヌリン、フラクトオリゴ糖源)、乾燥セージ、乳酸、ユッカフォーム抽出物、ガーリックパウダー、
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オーガニックターキー生肉/乾燥ターキー
→ターキーはいわゆる七面鳥。同じ鶏肉ですがチキンとターキーはアレルゲンが異なるため、チキンアレルギーの子にもターキーは与えられます。チキンと味は似ているがターキーには独特の風味があり、セレンがチキンよりも多いのも特徴。
オーガニック乾燥豆類
→乾燥豆類ということでどのような豆かは不明。
オーガニックエンドウ豆粉/エンドウ豆でんぷん
→他の豆類と比較して不溶性植物繊維を多く含む。不溶性食物繊維は水分を含み膨らみ、腸を刺激して蠕動活動を活発にする。豆粉ということで、おそらく乾燥して粉末状になっているものと思われる。
オーガニック乾燥ヒヨコ豆
→食物繊維が豊富で糖質やタンパク質も含んでいる。
オーガニックタピオカ粉
→キャッサバという芋の根茎部分を乾燥させ粉末状にしたもの。片栗粉と似ていて料理にとろみをつけたり成形作用がある。特に水分を加えて加熱すると糊のようになるのでドッグフードの成形作用にも用いられる。タピオカはグルテンを含まずほとんどが炭水化物である。
オーガニック挽き割りフラックスシード
→脂肪補給目的と繊維供給目的の材料。フラックスシードとは亜麻仁のことでオイルに抽出する前の姿は護摩のような形。食物繊維と油分:オメガ3のα-リノレン酸を豊富に含んでいる。
キャノーラ油*
→菜種油の体に良くないと言われる成分をなくすように品種改良された菜種から抽出される油。比較的体に悪い成分は少ない。
オーガニック乾燥アルファルァ
→スプラウトの一種でマメ科の野菜で糸もやしとも言われる。食物繊維が豊富。
天然フレーバー
→一般的には天然原材料由来の人工ではない香料の意味で、ここでいう天然原材料には肉や卵などの動物製品が含まれる。ただし、ドッグフードにおいてはナチュラルフレーバー=肉の茹で汁とすることもある。
オーガニック乾燥ジャガイモ
→実はじゃがいもにはりんごの5倍のビタミンCが含まれているといわれています。
またじゃがいもに含まれるビタミンCは熱に強く壊れにくいことも特徴です。
乾燥サーモン/サーモンオイル*
→タンパク質源でありながらもビタミンB、Dの供給源になる。白身魚なのに身が赤いのはアスタキサンチンによるもの。アスタキサンチンは抗酸化作用が強く、近年では人間のサプリメントや美容製品にも活用されている。ここでは乾燥サーモンなので、おそらく熱加工されたものであり、熱による栄養損失や脂肪の酸化が考えられる。そこで酸化ぼうし加工を施したサーモンオイルを別途配合していると思われる。
オーガニックひまわり油*/オーガニックひまわりの種
→オメガ6のリノール酸を豊富に含む。オメガ3はアレルギーの症状を抑えたり、血液をサラサラにしたり心疾患のリスクを抑える効果。
乾燥トマト繊維
→ビタミンC、A、カリウムを豊富に含む。トマトの赤色の元であるポリフェノールの一種のリコピンは強い抗酸化作用を持つ。ここでは乾燥トマト繊維と記載してあるのでトマトが繊維源として加工されたことでトマト元来の栄養栄養がどこまで残っているか不明。そもそも繊維源としての配合ならばビタミンやリコピン等の栄養はあまり重視されていないのか?
オーガニック乾燥ケルプ
→コンブ科目の大型の海藻。海洋で成長するものにおけるオーガニックの定義がいまいちわからないのだが、養殖ではなく天然という考え方でいいのかな?ケルプはヨウ素や亜鉛などを豊富に含みミネラルの供給源でありながら、水溶性食物繊維を豊富に含み繊維源にもなっている。
オーガニック乾燥リンゴ
→不溶性と水溶性の食物繊維を両方含み、プレバイオディクスとしての役割も果たす。糖分を豊富に含むためエネルギー源としても期待される。
乾燥レンズ豆
→美人の豆と言われることもあるレンズマメ。特筆すべきはカリウム(100g中1000mg)、マグネシウム100g中100mg)タンパク質や炭水化物(食物繊維)もバランスよく含まれている。鉄分も含まれていることも特徴。
乾燥ビール酵母
→ビール酵母に関してはこちらの記事をぜひ参照にしてください。
サメ軟骨(グルコサミン、コンドロイチン源)
→サメ軟骨にはコンドロイチン硫酸やグルコサミンというタンパク質の1種が含まれている。コンドロイチン硫酸は皮膚や軟骨、細胞など体の組織の構成成分になっている。グルコサミンも膝関節の軟骨っを再生したり痛みを緩和すると言われている。ただ経口摂取したから各体の組織に効果があるかと言われれると期待できないそう。
乾燥かぼちゃ
→βカロテンやカリウムを豊富に含み、カリウムの効能から浮腫みなどに効くとされている。糖質もしっかり含んでいる。
乾燥ブルーベリー
→ビタミンCやビタミンEのほか、ポリフェノールの一種であるアントシアニンを豊富に含む。いずれも抗酸化作用が強い成分を多く含む。
オーガニック乾燥にんじん
→体内でビタミンAに変換されるβカロテンを豊富に含み、その量は野菜の中でもトップクラス。
乾燥ブロッコリー
→ビタミンCとβカロテンが豊富。食物繊維や糖質もバランスよく含む。
加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)
→酵母自身が持つ酵素で自己消化されて得られた物質。食品の保湿剤、化粧品での保水作用、エイジングケア効果目的で用いられる。ビタミンB2やB6、アミノ酸等の栄養が豊富。ビタミンやアミノ酸供給目的とドッグフードへの保湿効果による品質維持目的で添加されていると思われる。マンナンオリゴ糖源は酵素や加熱調理されることでできる酸や熱に強いオリゴ糖。加水分解酵母からマンナンオリゴ糖が産出されたと思われる。
オーガニック乾燥クランベリー
→ブルーベリー同様ビタミンC、Eを含みプロアントシアニジンという渋みを感じるポリフェノールを含む。いずれも強い抗酸化作用を持つ。また、クランベリーの酸味のもとになっているキナ酸は膀胱の感染症を予防する。
乾燥チコリ根(イヌリン、フラクトオリゴ糖源)→小さい白菜のような野菜で欧州では一般的な野菜。ほとんどが水分と食物繊維で構成。
乾燥セージ
→シソ科のハーブ。主に肉料理等で構想として使用される一方、生理痛や更年期症状などに効果があるとされている。原材料の最後の方に記載してあるので微量にしか配合されていないと思われるが、何が目的で配合されているのか不明。
ユッカフォーム抽出物
→日本では添加物として認定されており、乳化剤などとして使われる。リュウゼツラン科の植物でサポニンと言われる天然の界面活性剤問われる一方で高い成長作用が期待される。ユッカフォーム抽出物を含んだ飼料を与えられたマウスや犬に関して便臭やおならの匂いが抑えられたという実証実験と結果がある。
ガーリックパウダー
→ニンニクに関しては書くととても長くなってしまうのでこちらの記事をぜひ参照にしてください。
・栄養添加物
タウリン、乳酸、
ミネラル類(リン酸三カルシウム、食塩、塩化カリウム、プロテイネイテッド亜鉛、プロテイネイテッド鉄、プロテイネイテッド銅、プロテイネイテッドマンガン、ヨウ素酸カルシウム、セレニウム酵母)、ビタミン類(塩化コリン、ビタミンE補助食品、ナイアシン補助食品、ビタミンB1硝酸塩、D-パントテン酸カルシウム、ビタミンA補助食品、ビタミンB6、リボフラビン補助食品、ビタミンD3補助食品、ビオチン、ビタミンB12補助食品、葉酸)、プロバイオティクス微生物(イースト菌、乳酸菌、麹菌、糸状菌、枯草菌)
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以下の記事を参考にしてください。
・保存添加物
酸化防止剤(ミックストコフェロール)
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ミックストコフェロール(酸化防止剤)
→ビタミンE由来の天然の酸化防止剤
⚫︎成分表
(以下は商品記載の成分表より抜粋)
- たんぱく質
25%以上
脂質
15%以上
粗繊維
5%以下
粗灰分
9.5%以下
水分
10%以下
カリウム
1.0%
ナトリウム
0.3%
セレニウム酵母
0.35mg/kg以上
ビタミンA
5,000 IU/kg以上
ビタミンE
50 IU/kg以上
オメガ6脂肪酸
3.5%以上
オメガ3脂肪酸
1.75%以上
リン
1.4%
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フードの特徴にも記載のあった通り、高タンパク質で低脂質。脂質も鳥脂とうは配合せず植物由来の植物性油脂と魚油のサーモンオイルだけ。
ただ高タンパク質といえど、30%に近い値のものが多くあるので、”やや”高タンパク質と表現してもいいかもしれない。
⚫︎サンプルの有無
公式ホームページで140gのお試しサイズを購入可能。
⚫︎総評
原材料の3つ目から豆類の記載が続くので高タンパク質といえど、動物性タンパク質はもちろん植物性タンパク質の割合も高いとみられる。高タンパク質ではあるが、嗜好性は少し落ちるかもしれない。またグレインフリーとしているがグレイン=穀物の定義には豆類も含むこともあり(この場合、生の豆類はグレインとしては含まず、乾燥した状態で収穫されるもののみグレインとされる、主に大豆はグレインに含まれる)エンドウ豆やひよこ豆が生で収穫されたのか乾燥した状態ではわからないが、おそらく生の状態で収穫したのち乾燥させたものと思われる。この場合、グレインフリーとしていいのかが難しいところではあるが、言葉の意味的にはグレインフリーとして名乗っていいことになる。野菜や果物もすでに乾燥されているものが多く、熱による栄養損失が心配ではある。熱による栄養損失でいえば、低音乾燥やエアドライなどではないようなのでおそらくエクストルーダー製法のものが多く、この場合115度〜135度で加熱され発泡、成形。ある程度の熱による栄養う損失はあると思われる。ただ特にアレルギーが発現しやすいチキン、小麦等は使用されていないのでアレルギー疑惑があったりアレルギーがある子には挑戦してみてもいいと思うフードである。
個人的には同じ主タンパク質がターキーでnowフレッシュグレインフリースモールブリードアダルトに原材料が似ている傾向にあるので、こちらのフードが気に入っている子はこちらもぜひ試してほしい。(nowフレッシュグレインフリースモールブリードアダルトは反対で果物や野菜は生のものを多く使うところが特徴の1つ)
⚫︎公式ホームページ等の紹介
- たんぱく質
-
ペット栄養管理士によるドッグフード考察~ナチュラルバランススウィートポテト&ベニソンフォーミュラ編~

⚫︎最初に
第6回ドッグフード考察!
今回はナチュラルバランススウィートポテト&ベニソンフォーミュラです!
アレルギーや皮膚疾患がある子などは食べたことがあるのではないでしょうか。
こちらのフードはアレルギー持ちで食べムラのある我が家の弟犬がチャレンジ経験のあるフードです。
与えているフードがどんなものなのか、良いものなのか心配な方、
または購入を検討している方、
犬に合ったフードが見つからない”フード難民の方”の
きっとお役に立ちます!
⚫︎目次
⚫︎値段、サイズ、粒状
1kg 3003円
2.27kg 6787円
5.45kg 15895円
1.5センチほどの丸型でふやかすことができる
⚫︎生産国、メーカー
ナチュラルバランスペットフード
アメリカ合衆国
⚫︎特徴
(以下は公式HPより抜粋)
Natural Balance (ナチュラルバランス) の約束
1989年の創業以来、私たちはペットフードにおける多くのトレンドが生まれては消えていくのを見てきました。Natural Balance (ナチュラルバランス) は、お客様が安心して愛犬、愛猫に食事を与えることができるよう、栄養バランスをシンプルに保つことに努めています。そして、栄養学の最新の進歩を反映させるために常にフードを改良していますが、私たちの企業信念は変わりません。研究に裏打ちされたレシピ。正確な情報。品質と安全性がテストされたフード。シンプルで安全な原材料。オーナー様が与えやすく、愛犬・愛猫が喜んで食べるフード。ペットに食事を与えることは、ペットを愛することと同じくらい簡単であるべきです。私たちは、常に愛犬、愛猫にとってよりよいフードを様々な分野から研究し、現代に生きる彼らの食生活に貢献していくことをお約束します。
Natural Balance (ナチュラルバランス) では、動物栄養学博士 (元AAFCOの検査官) のプロジェクトチームにより、1989年の創業以来ペットに必要な栄養、原材料及びフードの形状に至るまで妥協することなく研究・開発が行われてきました。そして、「AAFCO」の検査基準をクリアし全米50州での販売が認められた栄養サプリメント配合の理想的なウルトラプレミアムなフードとして誕生しました。
原材料はすべてオールナチュラルで、アメリカ農務省 (USDA) の認定を受け、肉類は米国肉類検査サービス (FSIS) によって管理された食肉を使用しており、人間の食材と同じレベルのものを使用しております。
私たちにとってかけがえのないパートナーだから、生涯元気でいてほしい。そんな気持ちを大切にしたいから、本当に “いいもの” だけを集めました。
アレルギー対応フード
食物アレルギーは、同じ種類のタンパク質や炭水化物を摂取し続けることによって発症し、その60%は遺伝によるものだといわれています。
Natural Balance (ナチュラルバランス) では、「これまでに食べたことない真新しいタンパク質と炭水化物をベースにしたフードを与える」ことを目的として、タンパク質にダック・ベニソン (鹿肉)・バイソン (水牛)、炭水化物にはポテト・スウィートポテトを使用して、尚且つ食物アレルギーの原因となりやすい穀物類 (白米・小麦・トウモロコシ・大豆等) を一切使用しないことで食物アレルギーに配慮しています。(※一部製品を除く)
フードローテーション
Natural Balance (ナチュラルバランス) では、タンパク質や炭水化物を1種類に限定せず、5種類 (アレルギー対応フード) を約半年毎に切り替え、ローテーションすることをお勧めします。どのフードからでも構いません。
オールブリード・オールライフステージであること
オールブリード・オールライフステージとは、犬種・猫種・年齢に関係なくすべてに対応したペットフードを表します。これは、過去自然界の歴史において、犬・猫ともに子犬用や老犬用と区別して獲物を収穫することはできませんでした。収穫した同じ獲物を、子犬は柔らかい部位を食べ、成犬ではチェイス (狩り) を行うことで運動量も増え多くの量を食べ、そして老犬になるとチェイスを行う回数も減り自然と食べる量も減ってきます。
このようなことから、Natural Balance (ナチュラルバランス) では全年齢においてそれぞれに必要な栄養素と含有量をバランスよく配合をしており「与える量と回数を調節する」だけで子犬・子猫から老犬・老猫まで与えることが可能と考えます。
アメリカの方向性ではオールブリードが主流となってきており、全年齢・全犬種、全猫種対応のフードは非常に理想的な自然食であるとも考えられています。
まだまだ伝えたい!Natural Balance (ナチュラルバランス) 3つの魅力!
便の量、臭いが少なくなった!
Natural Balance (ナチュラルバランス) は便を固める成分は含まれていません。また、可消化率90%以上で排便の量も少なく、腸などの内臓の負担も軽減されます。(※個体差があります。ファットドッグ・ファットキャットは繊維質を含んでいるため、便の量が増える場合があります。
ウェットフード、トリーツのラインナップも豊富!
Natural Balance (ナチュラルバランス) はドライフードのみならず、ウェットフード、トリーツのラインナップも豊富に取り揃えております。ウェットフード、トリーツにもアレルギー対応製品がある為、ドライフードと併用して与えることが可能です。
新鮮さを保つ為の4層のバリアフィルムパッケージ
外部からの光を遮断し内部結露を起こしにくい4層バリアフィルムを採用しており、耐湿気・遮光性に優れ、天然素材を長期に保存することが可能。高品質な原材料を新鮮なままお届け致します。
主原料としてタンパク質には高品質な鹿肉、炭水化物にはさつまいもを使用することで、食物アレルギーに配慮しています。
鹿肉は、高タンパク質・低脂肪で、さらにビタミンB2が多く含まれています
。 また、良質な亜鉛を豊富に含んでおり、皮膚の状態を健康に保つお手伝いをします。キーワードを太字に。
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Natural Balance (ナチュラルバランス) では、動物栄養学博士 (元AAFCOの検査官) のプロジェクトチームにより、1989年の創業以来ペットに必要な栄養、原材料及びフードの形状に至るまで妥協することなく研究・開発が行われてきました。
→もとAAFCOの方が製造に関わっているのは個人的には面白いなと感じるポイント。
原材料はすべてオールナチュラルで、アメリカ農務省 (USDA) の認定を受け、肉類は米国肉類検査サービス (FSIS) によって管理された食肉を使用/人間の食材と同じレベルのものを使用
→オールナチュラルの定義がわからないが、ドッグフードの原材料の肉が人間の食材と同レベルのものなのは珍しい。
食物アレルギーは、同じ種類のタンパク質や炭水化物を摂取し続けることによって発症し、その60%は遺伝によるものだといわれています。Natural Balance (ナチュラルバランス) では、「これまでに食べたことない真新しいタンパク質と炭水化物をベースにしたフードを与える」ことを目的として、タンパク質にダック・ベニソン (鹿肉)・バイソン (水牛)、炭水化物にはポテト・スウィートポテトを使用して、尚且つ食物アレルギーの原因となりやすい穀物類 (白米・小麦・トウモロコシ・大豆等) を一切使用しないことで食物アレルギーに配慮/タンパク質や炭水化物を1種類に限定せず、5種類 (アレルギー対応フード) を約半年毎に切り替え、ローテーションすることをお勧め
→犬の食事ではチキン、ポーク、ビーフ、ラムが多い中でダックやべにソン、バイソン等の新規タンパク質があるとアレルギーが出現した際にとても助かる。また普段からチキンやポーク、ラムをローテーションするなどしてアレルギーの出現を防ぐことでもフードローテーションは重要。
犬種・猫種・年齢に関係なくすべてに対応
→オールステージ。パピーからシニアまで。
消化率90%以上で排便の量も少なく、腸などの内臓の負担も軽減
→便が多い=栄養の搾りかすが多いということ。食物繊維が多すぎると他の栄養素の吸収を阻害したり弁の量が多くなったりといいことだけではない。
ウェットフード、トリーツのラインナップも豊富に取り揃えております。ウェットフード、トリーツにもアレルギー対応製品がある為、ドライフードと併用して与えることが可能
→アレルギーがあると困るのは主食となるドライフード以外にも制限が出てしまうこと。おやつやウェットフードにもアレルギー対応製品があるのはとても嬉しい。
⚫︎材料
(以下は商品記載の原材料欄より抜粋)
スウィートポテト、鹿肉、ポテト、ポテトプロテイン、エンドウ豆プロテイン、キャノーラオイル(天然混合トコフェロールで酸化防止)、ブリュワーズドライイースト、リン酸二カルシウム、自然風味、サーモンオイル(天然混合トコフェロールで酸化防止)、亜麻仁、炭酸カルシウム、塩、DL-メチオニン、タウリン、ビタミンE、アスコルビン酸、ナイアシン、ビタミンA、一硝酸塩チアミン(ビタミンB1)、D-カルシウムパントテン酸塩、リボフラビン(ビタミンB2)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、ビタミンB12、葉酸、ビタミンD3、ビオチン、プロティネート亜鉛、硫酸亜鉛、硫酸鉄、プロティネート鉄、硫酸銅、プロティネート銅、亜セレン酸ナトリウム、硫酸マンガン、プロティネートマンガン、ヨウ素酸カルシウム、塩化コリン、クエン酸(酸化防止)、天然混合トコフェロール(酸化防止)、ローズマリーエキス
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・原材料
スウィートポテト、鹿肉、ポテト、ポテトプロテイン、エンドウ豆プロテイン、キャノーラオイル(天然混合トコフェロールで酸化防止)、ブリュワーズドライイースト、リン酸二カルシウム、自然風味、サーモンオイル(天然混合トコフェロールで酸化防止)、亜麻仁、炭酸カルシウム、塩
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スウィートポテト
→さつまいものこと。穀物と野菜のいいとこ取りと言われ、炭水化物を豊富に含むためエネルギー源、繊維質として期待。
鹿肉
→部位によるが牛肉と比較すると低脂質で高タンパク質。鉄分を豊富に含み、独特の香りが特徴。
ポテト/ポテトプロテイン
→実はじゃがいもにはりんごの5倍のビタミンCが含まれていると言われている。またじゃがいもに含まれるビタミンCは熱に強く壊れにくいことも特徴。
エンドウ豆プロテイン
→エンドウ豆から抽出されたタンパク質成分。
キャノーラオイル(天然混合トコフェロールで酸化防止)
→菜種油の体に良くないと言われる成分をなくすように品種改良された菜種から抽出される油。比較的体に悪い成分は少ない。
ブリュワーズドライイースト
→ビール酵母のこと。ビールを発酵させるための菌の総称でビールの製造過程で搾りかすとしても産出される。アルコールは含まれていない。ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、栄養補給や腸内ケアに。
サーモンオイル(天然混合トコフェロールで酸化防止)
→EPAやDHAが豊富でアレルギー症状の緩和効果があるそう。他には関節炎の予防や緩和、皮膚被毛の健康維持などが挙げられる。サーモンに含まれるアスタキサンチンは抗酸化作用が強く、近年では人間のサプリメントや美容製品にも活用されている。
亜麻仁
→亜麻仁はオイルに抽出する前の姿はゴマのような形。食物繊維と油分:オメガ3のα-リノレン酸を豊富に含んでいる。
塩
→ドッグフード中心の食生活おいて塩不足、低ナトリウム血症になる可能性は低く、生食や肉中心の栄養設計だと添加されていることが多いが、このフードはそこまで高タンパクでもないし、生食の代替になり得るフードではないので何のための添加かわからない。塩には防腐効果もあるが、それにしては少ない量の添加だと思われる。ミネラル供給目的かな?
(公式ホームページによると
人と同様に愛犬・愛猫にとっても、塩分は必要不可欠なものです。汗や尿からも塩分は失われますし、塩分が不足することにより、様々な病気を引き起こす可能性もあります。だからといって、過剰摂取はよくありませんが、ナチュラルバランスでは総合栄養食として、愛犬・愛猫の健康維持のために必要な量を配合しております。
とのこと)
・栄養添加物
リン酸二カルシウム、自然風味、炭酸カルシウム、
DL-メチオニン、タウリン、ビタミンE、アスコルビン酸、ナイアシン、ビタミンA、一硝酸塩チアミン(ビタミンB1)、D-カルシウムパントテン酸塩、リボフラビン(ビタミンB2)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、ビタミンB12、葉酸、ビタミンD3、ビオチン、プロティネート亜鉛、硫酸亜鉛、硫酸鉄、プロティネート鉄、硫酸銅、プロティネート銅、亜セレン酸ナトリウム、硫酸マンガン、プロティネートマンガン、ヨウ素酸カルシウム、塩化コリン、
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・保存添加物
クエン酸(酸化防止)、天然混合トコフェロール(酸化防止)、ローズマリーエキス
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クエン酸(酸化防止)
→酸化防止剤の効果を増長する働き。
天然混合トコフェロール(酸化防止)
→ビタミンE由来の天然の酸化防止剤
ローズマリーエキス
→天然の酸化防止剤、てんかんを持っている犬にはローズマリーは厳禁。
⚫︎成分表
(以下は商品記載の成分表より抜粋)
粗蛋白質:20.0%以上
粗脂肪:10.0%以上
粗繊維質:5.0%以下
水分:10.0%以下
オメガ3:0.5%以上
オメガ6:1.5%以上
カルシウム:0.8%以上
リン:0.6%以上
亜鉛:80mg/kg以上
ビタミンE:50IU/kg以上
グルコサミン:600mg/kg以上
タウリン:0.2%以上
可消化エネルギー率:92.0%
カロリー:334kcal/100
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タンパク質も脂質も高いフードが多い傾向にある中で、こちらのフードはいい意味で普通。高タンパクでも低タンパクでもなく、高脂質でも低脂質でもないなんとも絶妙なフード。
⚫︎サンプルの有無
サンプルはあるが公式ホームページからの販売はないので正規取扱店やメルカリ等で購入する。
⚫︎総評
アレルギー対応食ということで原材料もシンプル、余計なものは省いていますという感じ。高タンパク質高脂質が流行の中、高くも低くもないタンパク質と脂質の量なので、高タンパク質が合わない腎臓に不安がある子やシニアの子、高脂質食を避けるべき膵臓に不安がある子などにはいいかもしれません。もちろん何かしらのアレルギーがある子にはナチュラルバランスはとても頼もしいフードだと思います。ただ、原材料の中で肉類の含有量がそこまで多くないことから、嗜好性はそこまで高くないように感じます。
⚫︎公式ホームページ等の紹介
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ペット栄養管理士によるドッグフード考察~アカナアダルトスモールブリードレシピ編~

⚫︎最初に
第5回ドッグフード考察
今回はアカナアダルトスモールブリードレシピです!
アカナを与えている飼い主さんは多いのではないでしょうか?
その中でも小型犬用につくられたアカナアダルトスモールブリードレシピを今回は見ていこうと思います!
与えているフードがどんなものなのか、良いものなのか心配な方、
または購入を検討している方、
犬に合ったフードが見つからない”フード難民の方”の
きっとお役に立ちます!
⚫︎目次
⚫︎値段、サイズ、粒状
340g 1628円
2kg 7480円
6kg 17380円
1センチほどの丸型、お湯や水でふやかせる
⚫︎生産国、メーカー
カナダ産
メーカー名 アカナ
⚫︎特徴
(以下は公式HPより抜粋)
(太字はキーワード、解説あり)
現在市販されているフードのほとんどがたんぱく質ではなく、炭水化物を主原料としており、健康的に生活するための栄養が不足しています。アカナ・オリジンの原材料には、一般的なフードと比較して、圧倒的な肉量とたんぱく質量が含まれています。
犬はハイイロオオカミ、猫はリビアヤマネコといった肉食動物のDNAを受け継いでいます。そのため体内器官の働きは祖先となる動物から変わっていません。
たとえば犬や猫の歯や顎の仕組み、腸の長さなどは本来の食性である肉を消化するための構造になっています。また、雑食動物や草食動物の唾液にはアミラーゼが含まれており炭水化物の消化を行いますが、犬・猫の唾液にはアミラーゼが含まれません。
そのことが犬・猫が肉食動物である由来といえるでしょう。
グレインフリーであれば良い食事というのは間違っています。グレインフリーかどうかではなく、犬・猫が消化を苦手とする炭水化物が少ないことが重要です。アカナ・オリジンのフードに含まれる炭水化物は30%以下。アカナ・オリジンは、高GI(食後血糖値の上昇度を示す指数)の炭水化物を使用していません。
大豆、トウモロコシ、
タピオカ、小麦などの原材料
人工的な香料、着色料、
保存料の添加物 不使用
アカナ・オリジンのフードは、一般的なフードと比べて栄養価が高いため、少ない給与量で済む場合があります。そのため、逆に給与量が多いと、犬・猫にとって不必要な炭水化物などの成分を多く摂取しているかもしれません。
アカナ・オリジンは、畜産農家や牧場主、水産業者などと協力して新鮮な食材の調達に努めて何十年もの歴史を持ちます。具体的には放し飼いの鶏・七面鳥・ウズラ、全卵、牧場飼育の肉、天然/養殖の魚など、捕れてから5日以内の生の原材料を使用して良質な動物性たんぱく質を含むペットフードを製造してきました。また、フードにはフルーツや野菜、ハーブをバランスよく配合することで、ペットの健康寿命増進、最適なコンディション維持のサポートをしています。
他社のフードは粉末状にして作られることが多いですが、私たちは、生産から5日以内の原材料をホールプレイで加工することで、そこに含まれるアミノ酸や脂肪酸、ミネラルなどの栄養素を損なわずに給与量が少なくて済むフードを作ることができます。
※ホールプレイ:ペットに栄養を与えるための肉、家禽肉、魚、心臓、レバー、腎臓などのジューシーな内臓、少量の骨などの原材料をそのまま使用すること
大切な家族である犬・猫の食事を作るという想いから、私たちはフード製造工場を「キッチン」と呼びます。
私たちは世界一のキッチンを建設するために、各方面のエキスパートを世界中から呼び集めました。そのため、NORTHSTARRキッチンは大量の新鮮肉・肉原材料の栄養価を損なうことなく、おいしく安全なペットフードに調理することができる最新の設備が揃っています。
人間用食品の加工業界基準である
SQF(Safety Quality Food)とセーフフィード・セーフフード(SFSF)認証を取得。また、2016年にはペットフード施設で初めてデザイン・ビルド・インスティチュート・アワード・オブ・アメリカの名誉ある賞も受賞しました。
ドライフードは肉の比率が多いと粒の形に固めることが難しく、他社製品では「つなぎ」の材料や添加物がを使用することがほとんどです。 私たちのキッチンでは最先端の設備によって、肉を多く入れてもドライフードとして粒状に成形すること実現しています。また低温で栄養価を壊さない調理が可能です。
一般的なペットフード工場では穀類や粉の原材料ばかりを使用するため背の高いサイロが目立ちますが、私たちのキッチンは外観を見ると平な形状です。これは、私たちが使うの多くの新鮮な原材料の鮮度を保つために冷蔵庫のスペースが広いからです。
DogStar® キッチンの「トレーサビリティ・システム」は、キッチンの至る所で原材料を追跡し原材料が使われたそれぞれの場所で履歴を記録し、その情報を2次元のパッケージコードにします。このコードを調べれば、個々の生産者にまで遡及できます。
キッチンの作業場では、新鮮原材料(調理前)に触れた空気が加熱後(調理後)のフードに触れないよう、IMP壁(隔離金属パネル)と空気圧システムで区切られています。 また、キッチンの至る所に機器を自動洗浄する定置洗浄システムを設置して食品安全能力を高めています。
最新科学を導入しつつ、栄養学博士や食品科学者、獣医師などの専門家がペットの健康維持・推進に向けて研究を行っています。それにより、健康寿命が長引くことが続いたり、膀胱炎・腎臓病・肥満などの病気の予防のサポートが見込めます。
アカナのドッグフードは、全ての原材料にこだわり最高品質のものを使用しています。 「アカナ アダルトスモールブリードレシピ」は、小型犬の成犬のために、原材料調達から調理まで考えて作られています。カナダ産の新鮮な鶏肉や生のヘイクなどの高品質な動物原材料を60%、フルーツや野菜、ハーブを40%とバランスよく配合したこのドッグフードは、小型犬の健康をサポートし、食べやすい小粒タイプになりました。
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圧倒的な肉量とたんぱく質量
→タンパク質量が31%以上と高タンパク食。そのタンパク源の供給量を大豆等の植物性タンパク質ではなく肉類から供給。
グレインフリーであれば良い食事というのは間違っています。グレインフリーかどうかではなく、犬・猫が消化を苦手とする炭水化物が少ないことが重要です。/高GI(食後血糖値の上昇度を示す指数)の炭水化物を使用していません。
→グレインフリーは穀物を使用していないことを指す。小麦や米、大豆なども穀物になるが、このフードでは主に炭水化物源を豆類から供給している。(赤レンズ豆、グリーンピース、ひよこ豆、緑レンズ豆等)その上、特に栄養価が高い豆類が採用されている。低GIは食物繊維が多く、糖質が少なめ、特に穀物に関しては精製されていないものが当てはまる。豆類は小麦や米などと比較して炭水化物も含んでいながらも繊維質やタンパク質も含んでおり、穀物の中では低GIと言えるでしょう。
大豆、トウモロコシ、タピオカ、小麦などの原材料
人工的な香料、着色料、
保存料の添加物 不使用
→大豆、とうもろこし、タピオカ、小麦はいわゆる穀物。そして穀物の中でも糖質=炭水化物を多く含み、その上これらはアレルゲンになりやすい。人工的な香料は安全性に書け、着色料は犬の栄養に全く不必要な代物であり不使用なのは嬉しい。保存料はドッグフードを製造してからの期間や開封してからの品質の維持に必要ではあるが、自然由来の酸化防止剤の使用が好ましい。
少ない給与量で済む場合があります。
→いわゆる”つなぎ”と言われるドッグフードの成形を目的に使用される穀物の使用がなく、肉類を中心とした高タンパクな栄養設計のため他のドッグフードと比較すると一度の供給量が少なくて済む。
捕れてから5日以内の生の原材料を使用して良質な動物性たんぱく質を含むペットフードを製造
→ドッグフードの主な主成分となる肉類は加工される前の原材料の時点での保存状態や鮮度はわからない。このフードでは冷凍して長期間保存したもの等ではなく、捕れてから5日以内の生の原材料を使用しているそうで、鮮度が高く参加や栄養損失も少ないと思われる。
生産から5日以内の原材料をホールプレイで加工※ホールプレイ:ペットに栄養を与えるための肉、家禽肉、魚、心臓、レバー、腎臓などのジューシーな内臓、少量の骨などの原材料をそのまま使用すること
→乾燥鶏肉などを使用していないということかなと思いきや乾燥鶏肉や乾燥鶏卵は使用されているので正直よくわからない。
人間用食品の加工業界基準である
SQF(Safety Quality Food)とセーフフィード・セーフフード(SFSF)認証を取得。また、2016年にはペットフード施設で初めてデザイン・ビルド・インスティチュート・アワード・オブ・アメリカの名誉ある賞も受賞
→SQFは世界食品安全イニシアチブ(GFSI:Global Food Safety Initiative)から認められた認証プログラム、食品の安全と品質管理の認証規格。セーフフィード・セーフフードは米国飼料産業協会とヨーロッパの飼料添加物プレミックス協会が共同管理、動物の成長と飼養のため安全んで健全な飼料供給と継続的な改善を実施している施設を認証しているプログラム。デザイン・ビルド・インスティチュート・アワード・オブ・アメリカ=DBIAは直訳するとアメリカ設計施工協会、非住宅建築物やインフラにおける革新的な設計施工の成功に注力している。
ドライフードは肉の比率が多いと粒の形に固めることが難しく、他社製品では「つなぎ」の材料や添加物がを使用することがほとんど/肉を多く入れてもドライフードとして粒状に成形すること実現
→つなぎとして利用されることの多い小麦やじゃがいも等の澱粉類、米などは使用しておらず独自の製法で成形していると思われる。
低温で栄養価を壊さない調理
→ドッグフードの形状的にエアドライではなさそうだが、ドッグフードの生産方法として一般的なエクストルーダー製法なのか、そしてどの程度の低温なのかは不明。
膀胱炎・腎臓病・肥満などの病気の予防のサポートが見込めます。
→膀胱炎や泌尿器の健康維持に役立つクランベリーが配合されている。腎臓病と心臓病に関しては適切な栄養バランスの食事を摂ることで予防ができるということではないかと思う。
カナダ産の新鮮な鶏肉や生のヘイクなどの高品質な動物原材料を60%、フルーツや野菜、ハーブを40%とバランスよく配合したこのドッグフードは、小型犬の健康をサポートし、食べやすい小粒タイプになりました。
→アカナは比較的粒が多いことがあるが、この小型犬用のアダルトスモールブリードレシピでは1センチほどの粒状である。しかしやはり日本に多い超小型犬には少し大きいような気もするので、あくまで小型犬用なのかもしれない。
⚫︎材料
(以下は商品記載の原材料欄より抜粋)
新鮮鶏肉 (14%), 乾燥鶏肉 (14%), 丸ごと赤レンズ 豆, 丸ごとグリーンピース, 丸ごとヒヨコ豆, 乾燥 七面鳥肉 (6.5%), 鶏脂肪 (6%), 新鮮鶏内臓 (レバー, 心臓) (4%), 新鮮卵 (4%), 生ヘイク (4%), フィッシュ オイル (4%), 乾燥ニシン (3%), 丸ごと緑レンズ豆, 丸 ごとイエローピース, ヒヨコ豆繊維, エンドウ豆ス ターチ, 生七面鳥レバー (0.5%), 塩, 乾燥ケルプ, 新 鮮丸ごとカボチャ, 新鮮丸ごとバターナッツスク ワッシュ, 新鮮丸ごとニンジン, 新鮮丸ごとリン ゴ, 新鮮丸ごと洋梨, 新鮮丸ごとズッキーニ, 乾燥 チコリールート, 新鮮ケール, 新鮮ホウレン草, 新 鮮カブラ菜, 新鮮ビートの葉, 丸ごとクランベリ ー, 丸ごとブルーベリー, 丸ごとサスカトゥーンベ リー, ターメリック, オオアザミ, ゴボウ, ラベンダ ー, マシュマロルート, ローズヒップ 酸化防止剤: 1b306(i) 植物油から抽出したトコフェ ロール: 121mg, E330 クエン酸: 40mg, ローズマリ ーエキス: 80mg. 添加栄養素(1kgあたり): 3a890 塩 化コリン (コリン): 700 mg, 3b606 (亜鉛: 75 mg), 3b406 (銅: 11mg), 3a821 ビタミンB1: 50mg, 3a825i ビタミンB2: 10mg, 3a314 ナイアシン: 100 mg, 3a841 D-パントテン酸カルシウム: 30mg, 3a831 ビ タミンB6: 17.5mg, 3a316 葉酸: 3.5mg, ビタミン B12: 0.1mg, 3a672a ビタミンA: 5625 IU, 3a671 ビタ ミンD3: 750 IU, 3a700 ビタミンE: 450 IU, 3a300 ビ タミンC: 0.15 mg. 添加腸球菌: 4b1707 エンテロコッカスフェシウム菌 DSM 10663/NCIMB 10415: 1 x 109 CFU
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・原材料
新鮮鶏肉 (14%), 乾燥鶏肉 (14%), 丸ごと赤レンズ 豆, 丸ごとグリーンピース, 丸ごとヒヨコ豆, 乾燥 七面鳥肉 (6.5%), 鶏脂肪 (6%), 新鮮鶏内臓 (レバー, 心臓) (4%), 新鮮卵 (4%), 生ヘイク (4%), フィッシュ オイル (4%), 乾燥ニシン (3%), 丸ごと緑レンズ豆, 丸 ごとイエローピース, ヒヨコ豆繊維, エンドウ豆ス ターチ, 生七面鳥レバー (0.5%), 塩, 乾燥ケルプ, 新 鮮丸ごとカボチャ, 新鮮丸ごとバターナッツスク ワッシュ, 新鮮丸ごとニンジン, 新鮮丸ごとリン ゴ, 新鮮丸ごと洋梨, 新鮮丸ごとズッキーニ, 乾燥 チコリールート, 新鮮ケール, 新鮮ホウレン草, 新 鮮カブラ菜, 新鮮ビートの葉, 丸ごとクランベリ ー, 丸ごとブルーベリー, 丸ごとサスカトゥーンベ リー, ターメリック, オオアザミ, ゴボウ, ラベンダ ー, マシュマロルート, ローズヒップ
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新鮮鶏肉 (14%)
→鶏肉のどこの部位かは不明。タンパク源として。
乾燥鶏肉 (14%)
→鶏肉のどこの部位かは不明だが、乾燥しおそらく粉末になっているのではないかと思われる。乾燥してある分、体積の量が減りタンパク質の密度が増え”少量で十分なタンパク質量”が実現できる。ただ、乾燥する過程とドッグフードにする過程で2度加熱されるため加熱による栄養損失はある程度予想れる。
丸ごと赤レンズ豆/丸ごと緑レンズ豆
→美人の豆と言われることもあるレンズマメ。カリウム、マグネシウムが豊富で、タンパク質や炭水化物(食物繊維)もバランスよく含んでいる。鉄分も含まれていることも特徴。
丸ごとグリーンピース
→植物性タンパク質とβカロテン、不溶性食物繊維を豊富に含む。
丸ごとヒヨコ豆/ひよこ豆繊維
→植物性タンパク質のほか、ポリフェノールの1種のイソフラボンも含む。
乾燥七面鳥肉 (6.5%)
→乾燥鶏肉と同様。
鶏脂肪 (6%)
→鳥の油脂。脂肪の供給源か。
新鮮鶏内臓 (レバー, 心臓) (4%)
→鶏肉肝臓(レバー)、高タンパク低脂肪でビタミンが豊富に含まれており、特にビタミンAが非常に豊富。鉄分をはじめとするミネラルの供給源にも。鶏心臓(ハツ)はレバーや砂肝と比較すると脂肪分が多いが、ビタミンAを始めビタミンや、鉄などのミネラルも豊富。
新鮮卵 (4%)
→必須アミノ酸を全て含む犬にとっての最も総合栄養食にちかい食材。たんぱく質やアミノ酸のみならずビタミンAやビタミンB2、ビタミンD等のビタミンも豊富に含む。
生ヘイク (4%)
→メルルーサというタラ目の海水魚。人間用の白身魚のフライに使われたりする。淡白な白身が特徴。ニュージーランドや南アフリカ、南米で獲られる。
フィッシュ オイル (4%)
→いわゆる魚油。エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)を含み、これらはオメガ3脂肪酸の一種であり必須脂肪酸。
乾燥ニシン (3%)
→タンパク質やEPAやDHA等の脂質を豊富に含む青魚。
丸ごとイエローピース
→簡単に言えばグリーンピースのイエロー版。日本にはあまり馴染みはない。黄えんどう豆とも呼ぶ。
エンドウ豆スターチ
→他の豆類と比較して不溶性植物繊維を多く含みます。
不溶性食物繊維は水分を含み膨らみ、腸を刺激して蠕動活動を活発にします。
生七面鳥レバー (0.5%)
→高タンパク低脂肪でビタミンが豊富に含まれており、特にビタミンAが非常に豊富。鉄分をはじめとするミネラルの供給源にも。
塩
→塩は保存添加物にもなるが、保存力が効くほどの量は添加されていないと思われる。海塩かは不明。
乾燥ケルプ
→コンブ科目の大型の海藻。ケルプはヨウ素や亜鉛などを豊富に含みミネラルの供給源でありながら、
水溶性食物繊維を豊富に含み繊維源にもなっている。
新鮮丸ごとカボチャ
→βカロテンやカリウムを豊富に含み、カリウムの効能から浮腫みなどに効くとされている。糖質もしっかり含んでいる。
新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ
→英語でカボチャ全般をスクワッシュと表現することもあるが、特に皮が分厚く緑色でボコボコしているかぼちゃをスクワッシュと呼ぶ傾向にある。この食材は日本ではバターナッツカボチャと言われているものだと思われる。
新鮮丸ごとニンジン
→体内でビタミンAに変換されるβカロテンを豊富に含み、その量は野菜の中でもトップクラス。
新鮮丸ごとリン ゴ
→不溶性と水溶性の食物繊維を両方含み、プレバイオディクスとしての役割も果たす。糖分を豊富に含むためエネルギー源としても期待される。
新鮮丸ごと洋梨
→糖質、食物繊維、カリウムを豊富に含む。
新鮮丸ごとズッキーニ
→キュウリの仲間に見えるが、カボチャの仲間、でも栄養構成はキュウリに似ている。カリウムが特に豊富に含まれている。
乾燥チコリールート
→小さい白菜のような野菜で欧州では一般的な野菜の根。
ほとんどが水分と食物繊維で構成されている。
新鮮ケール
→野菜の中でもトップクラスのβカロテンの含有量を誇る。ビタミンCやカルシウムも豊富に含む。
新鮮ホウレン草
→カリウム、カルシウム、ビタミンC、鉄分を豊富に含む。
新鮮カブラ菜
→カブラというのはカブの別名で蕪の葉を指す。捨てられがちだが、βカロテンや葉酸、ビタミンCを含む。
新鮮ビートの葉
→ビートはビーツと同意語。ほうれん草の仲間で鉄分やビタミンA、C、Kなどを含む。
丸ごとクランベリ ー
→ブルーベリー同様ビタミンC、Eを含みプロアントシアニジンという渋みを感じるポリフェノールを含む。いずれも強い抗酸化作用を持つ。また、クランベリーの酸味のもとになっているキナ酸は膀胱の感染症を予防する。
丸ごとブルーベリー
→ビタミンCやビタミンEのほか、ポリフェノールの一種であるアントシアニンを豊富に含む。いずれも抗酸化作用が強い成分を多く含む。
丸ごとサスカトゥーンベリー
→最北のフルーツと呼ばれるカナダ特有のベリー。白い花を咲かせるバラ科の植物。ブルーベリーに似ている実をつける。
ターメリック
→ウコンのこと。詳しくは下の記事も参照にしてください。
オオアザミ
→漢方やハーブとしても利用されて、シリマリンという成分による主に肝臓ケア、抗酸化作用と神経や肌の健康維持の効果が期待されるそう。
ゴボウ
→水溶性食物繊維のイヌリンを豊富に含む。イヌリンは腎臓の機能を高める効果や血糖値の上昇をなだらかにするも期待される。ゴボウに含まれる糖質はオリゴ糖が豊富に含まれている。
ラベンダ ー
→消化器ケアにより食欲を増進させる効果が期待される。
マシュマロルート
→マシュマロウの根。独特のとろみで粘膜や傷跡を守ったりニキビや虫刺されなどの皮膚の炎症や口内炎治療や浣腸として使用されているハーブ。
ローズヒップ
→ビタミンCやβカロテンを含み抗酸化作用や抗炎症作用が期待される。
・栄養添加物
塩化コリン (コリン): 700 mg, 3b606 (亜鉛: 75 mg), 3b406 (銅: 11mg), 3a821 ビタミンB1: 50mg, 3a825i ビタミンB2: 10mg, 3a314 ナイアシン: 100 mg, 3a841 D-パントテン酸カルシウム: 30mg, 3a831 ビ タミンB6: 17.5mg, 3a316 葉酸: 3.5mg, ビタミン B12: 0.1mg, 3a672a ビタミンA: 5625 IU, 3a671 ビタ ミンD3: 750 IU, 3a700 ビタミンE: 450 IU, 3a300 ビ タミンC: 0.15 mg. 添加腸球菌: 4b1707 エンテロコッカスフェシウム菌 DSM 10663/NCIMB 10415: 1 x 109 CFU
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以下の記事を参考にしてください。
添加腸球菌
→エンテロコッカスと呼ばれる球菌。動物の腸管内に錠剤し、糞便に排出される。糞便に含まれるため下水等の汚染の指標にされることもある。加熱や胆汁に強い。
エンテロコッカスフェシウム菌
→エンテロコッカスは人や動物の腸内に存在する菌。増えやすいため、プロバイオティクスとしてサプリメント等に活用されている。
・保存添加物
酸化防止剤: 1b306(i) 植物油から抽出したトコフェ ロール: 121mg, E330 クエン酸: 40mg, ローズマリ ーエキス: 80mg.
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トコフェロール
→ビタミンE由来の天然の酸化防止剤
クエン酸
→酸化防止剤の効果を増長する働き。
ローズマリーエキス
→天然の酸化防止剤、てんかんを持っている犬にはローズマリーは厳禁。
⚫︎成分表
(以下は商品記載の成分表より抜粋)
粗たんぱく質 31%以上
脂肪分 17%以上
粗繊維 5%以下
粗灰分 7%以下
水分 12%以下
カルシウム/リン 1.4%以上/1.1%以上
オメガ6/オメガ3 2.6%以上/1.0%以上
DHA/EPA 0.15%以上/0.15%以上
カロリー配分代謝エネルギーは3510kcal/kg
(250 ml カップ1杯につき421kcal)
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やはり高タンパク質フードの代表格というだけに、高タンパク質。
脂質はやや高め。
カルシウムとリンの割合が少し高めかな?(特にリン)
カロリーは意外と高くない。
⚫︎サンプルの有無
サンプルはあるが、販売はしていないようなので取扱店舗にサンプルがもらえないか問い合わせたり、楽天やメルカリ等で入手する。
⚫︎総評
高タンパク質の代表格というだけあり、納得のタンパク質量(リン値も少し高め)なので、腎臓に不安がある犬や高齢犬には向かないかも。あくまで小型犬用であり、超小型犬には粒が少し大きい印象。食いつきは悪くないのではないだろうか。栄養添加物としてプロバイオティクスであるエンテロコッカスフェシウム菌が配合されているのも嬉しい。現在アカナから販売されている小型犬用のレシピはこの商品のみなので、同じシリーズでのローテーションは難しいかも。(小型犬用でなければある)大豆、小麦、タピオカ、米、じゃがいも(澱粉)を不使用なので穀物系にアレルギーがある子にも良いかも。
⚫︎公式ホームページ等の紹介
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ペット栄養管理士によるドッグフード考察~nowフレッシュグレインフリースモールブリードアダルト編~

⚫︎最初に
第4回ドッグフード考察
今回はnowフレッシュグレインフリースモールブリードアダルトです!
nowフレッシュのなかでも小型犬に特化したフードのこちら。
実は一時期気に入った様子だったので食べムラ弟犬に与えていたのですが、徐々に食べなくなってしまったフードの一つ。
このフードは私もめちゃくちゃ詳しく調べようと思っていました。
与えているフードがどんなものなのか、良いものなのか心配な方、
または購入を検討している方、
犬に合ったフードが見つからない”フード難民の方”の
きっとお役に立ちます!
⚫︎目次
⚫︎値段、サイズ、粒状
・350g 1298円
・800g 2728円
・2.3kg 6985円
・9.98kg 27280円
粒はクローバー型で1センチ程度。
指では潰れない所謂ドッグフード。
水やお湯でふやかすことができる。、
⚫︎生産国、メーカー
カナダ
⚫︎特徴
(以下は公式HPより抜粋)
(キーワードは太字)
タンパク質源として、レンダリングミートミールや肉副産物を一切使用していません。100%フレッシュな生肉・鮮魚+グレインフリー+豊富な野菜・フルーツを使ったほどよいタンパク質バランスのレシピで体調のコントロールがしやすいプレミアムドッグフードです。
新鮮な食材を食べるときの気持ち、例えばキッチンのカウンターから、ちょっとつまみ食いするような、あの美味しさ。
ふと気づけば、犬も猫も目をキラキラ輝かせ、
じっと見つめて待っています。
“ちょっと待って、今、ごはんにするからね”
ナウフレッシュは、そんな美味しさを目指して作った食事です。
NOW FRESH™(ナウフレッシュ)は、生(フレッシュ)の食材にとことんこだわり、乾燥肉やミートミール(※後述)を使わない「100%」新鮮な生肉・鮮魚を使っています。
さらに健康に欠かせないオイルも厳選。フレッシュなキャノーラ油、オメガ3が豊富なサーモン油、中性脂肪になりにくいココナッツ油などをバランスよく配合しました。
CFIA(カナダ食品検査庁)基準で人間用として合格した食材を厳選し、さらに一歩進んで、その食材の鮮度まで追求したこだわりこそが、NOW FRESH™(ナウフレッシュ)最大の特徴であり美味しさの秘密です。あなたの家族に「新鮮という品質」をお届けします。
NOW FRESH™(ナウフレッシュ)は、多彩な食材の組み合わせで美味しさと栄養バランスを整えることを目指しています。
穀類不使用(グレインフリー)のフードでありながら、ポテトや野菜類で炭水化物からも程よくエネルギーを得られるレシピを実現。さらに3種のベリー類をはじめ、機能性成分を多く含むフルーツや野菜をたっぷり20種以上使用しています。
犬達の栄養源として重要なタンパク質と脂質は、高すぎず低すぎずの絶秒バランス。体調のコントロールがしやすく、高タンパク質(30%以上)のレシピが苦手な子にもおすすめです。
健康な腸内環境と免疫機能をサポートするプロバイオティクス、プレバイオティクスもしっかり配合しています。
NOW FRESH™(ナウフレッシュ)は、調理方法には気を付けました。一般的なペットフードは120-150℃程度まで熱をかける中、低温(90℃)でゆっくり丁寧に調理するSCSB(Slow cooked in Small Batches)製法を採用しています。タンパク質の変性を抑えて素材の美味しさと栄養をできるだけ損なわない工夫です。
タンパク質源として、レンダリングミートミールや肉副産物を一切使用していません。
さらに人工的な保存料(エトキシキン・BHAなど)人工香料・着色料、またトウモロコシ、小麦、大豆など、アレルギーの原因になりやすいと言われる穀類、グルテンを含む原材料も使用していません。
穀類不使用、グルテンフリー
抗生物質や成長ホルモンを投与された肉 不使用
肉副産物不使用
人工添加物(防腐剤・着色料・香料)不使用
スモールブリードシリーズなら、お口に運びやすく、歯石ケアに配慮したクローバー型の小粒タイプ。
小型犬が食べやすく口臭とオーラルケアに配慮したクローバー型の超小粒タイプ。
——————————–
レンダリングミートミールや肉副産物を一切使用していません。/生(フレッシュ)の食材にとことんこだわり、乾燥肉やミートミール(※後述)を使わない「100%」新鮮な生肉・鮮魚を使っています。
→
穀類不使用(グレインフリー)
→穀物とは広義な言葉で、米や小麦、とうもろこしはもちろん豆類も指す。itiのドッグフードではこのような穀物は使用されていない。穀物は炭水化物源になるほか、ドッグフードの成形目的で使用されていることもある。また、特に小麦は犬のアレルゲンとして現れやすい食品であるため、グルテン負耐症の疑いがある場合や小麦を使用した製品でアレルギー症状が出た場合などは”穀物不使用”の記載はドッグフードを選ぶ大きな指標の一つになる。ちなみに原材料に記載のあるエンドウマメも豆類ではあるが、豆類が穀物となるのは乾燥した状態で収穫したものに限られるため、この場合は穀物には含まない。
高タンパク質(30%以上)のレシピが苦手な子にもおすすめ
→現在のドッグフードのトレンドは”高タンパク質”や”生食”。逆に低タンパク質のフードを見つける方が難しいくらいに感じます。高タンパク質フードと言われるのはフード中のタンパク質含有率が30%以上で、このフードは27%。低タンパク質ではないので、タンパク質量に制限がある場合にはお勧めできませんが、高タンパク質フードでもなく、絶妙なラインと言えるでしょう。
健康な腸内環境と免疫機能をサポートするプロバイオティクス、プレバイオティクスもしっかり配合
→プレバイオティクスとプロバイオティクスについては以下の記事を参照にしてください。
下の項で詳しく説明しますが、プロバイオティクスとしては乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵生成物、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵生成物が添加されています。プレバイオティクスとしてはエンドウ豆繊維や乾燥チコリ根のほか、スイートポテトなどの繊維質になる野菜や果物などが含まれます。
低温(90℃)でゆっくり丁寧に調理するSCSB(Slow cooked in Small Batches)製法を採用
→一般的なドライフードはエクストルーダー製法のものが多く、この場合115度〜135度で加熱され発泡、成形されます。90度での加熱ということで、より加熱による栄養損失を少なくしてある。
人工的な保存料(エトキシキン・BHAなど)人工香料・着色料、またトウモロコシ、小麦、大豆など、アレルギーの原因になりやすいと言われる穀類、グルテンを含む原材料も使用していません。
→保存料無添加、穀物不使用(=グルテンフリー)
抗生物質や成長ホルモンを投与された肉 不使用
→成長促進や疾病予防などの理由から抗生物質や成長ホルモンが投与されているとがあり、特にアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどでは成長ホルモン剤投与が認められている。(このフードはカナダ産)日本においては抗生物質の投与は認められているものの、ホルモン剤の投与は禁止されている。ここでなぜ、わざわざ”抗生物質や成長ホルモンを投与された肉 不使用”と記載しているのかというと、EUではホルモン剤が投与は禁止されており、理由として健康被害がある可能性が払拭できないから、である。人間に害があるということは犬も例外ではないわけで、より安心感を与えるために明記しているものと思われる。
スモールブリードシリーズなら、お口に運びやすく、歯石ケアに配慮したクローバー型の小粒タイプ。/小型犬が食べやすく口臭とオーラルケアに配慮したクローバー型の超小粒タイプ。
→実際にどの程度歯石に効果があるのかは不明だが、粒は小粒なのでスモールブリードシリーズは小型犬以外にはお勧めできない。
⚫︎材料
(以下は商品記載の原材料欄より抜粋)
ターキー生肉(骨抜き)、乾燥鶏卵、エンドウ豆、ポテト、ポテト粉、エンドウ豆粉、ナチュラルフレーバー(チキン由来)、フラックスシード、キャノーラ油、サーモン生魚(骨抜き)、ダック生肉(骨抜き)、ココナッツ油、リンゴ、エンドウ豆繊維、トマト、アルファルファ、ニンジン、カボチャ、スイートポテト、スクワッシュ(カボチャ類)、バナナ、ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ザクロ、パパイヤ、レンズ豆、ブロッコリー、乾燥チコリ根、パセリ、ペパーミント、乾燥ローズマリー、炭酸カルシウム、リン酸一カルシウム、トリポリリン酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化コリン、ビタミン類(ビタミンEサプリメント、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸塩(ビタミンC源)、ナイアシン、d-パントテン酸カルシウム、ビタミンAサプリメント、硝酸チアミン、リボフラビン、β-カロテン、ビタミンB12サプリメント、ビオチン、塩酸ピリドキシン、ビタミンD3サプリメント、葉酸)、ミネラル類(硫酸第一鉄、タンパク質キレート亜鉛、タンパク質キレート鉄、セレン酵母、酸化亜鉛、硫酸銅、タンパク質キレートマンガン、タンパク質キレート銅、酸化マンガン、ヨウ素酸カルシウム)、タウリン、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵生成物、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵生成物、DL-メチオニン、L-リジン、塩化カリウム、緑茶抽出物、ユッカシジゲラ抽出物、L-カルニチン、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
————————————
・原材料
ターキー生肉(骨抜き)、乾燥鶏卵、エンドウ豆、ポテト、ポテト粉、エンドウ豆粉、ナチュラルフレーバー(チキン由来)、フラックスシード、キャノーラ油、サーモン生魚(骨抜き)、ダック生肉(骨抜き)、ココナッツ油、リンゴ、エンドウ豆繊維、トマト、アルファルファ、ニンジン、カボチャ、スイートポテト、スクワッシュ(カボチャ類)、バナナ、ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ザクロ、パパイヤ、レンズ豆、ブロッコリー、乾燥チコリ根、パセリ、ペパーミント、乾燥ローズマリー
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ターキー生肉(骨抜き)
→ターキーはいわゆる七面鳥。同じ鶏肉ですがチキンとターキーはアレルゲンが異なるため、チキンアレルギーの子にもターキーは与えられます。チキンと味は似ているがターキーには独特の風味があり、セレンがチキンよりも多いのも特徴。
乾燥鶏卵
→卵の中身(殻以外)を乾燥し粉末にしたもの。
エンドウ豆/エンドウ豆粉/エンドウ豆繊維
→他の豆類と比較して不溶性植物繊維を多く含みます。
不溶性食物繊維は水分を含み膨らみ、腸を刺激して蠕動活動を活発にします。
ポテト/ポテト粉
→実はじゃがいもにはりんごの5倍のビタミンCが含まれているといわれています。
またじゃがいもに含まれるビタミンCは熱に強く壊れにくいことも特徴です。
ナチュラルフレーバー(チキン由来)
→一般的には天然原材料由来の人工ではない香料の意味で、ここでいう天然原材料には肉や卵などの動物製品が含まれる。ただし、ドッグフードにおいてはナチュラルフレーバー=肉の茹で汁とすることもある。おそらく、原材料卵でも前から8番目とかなり前の方に記載してあるので配合割合的にも香料ではなく茹で汁だと思われる。
フラックスシード
→亜麻仁のこと。脂肪補給目的の材料。
亜麻仁はオイルに抽出する前の姿はゴマのような形。
食物繊維と油分:オメガ3のα-リノレン酸を豊富に含んでいます。
キャノーラ油
→菜種油の体に良くないと言われる成分をなくすように品種改良された菜種から抽出される油。比較的体に悪い成分は少ない。
サーモン生魚(骨抜き)
→タンパク質源でありながらもビタミンB、Dの供給源になる。白身魚なのに身が赤いのはアスタキサンチンによるもの。アスタキサンチンは抗酸化作用が強く、近年では人間のサプリメントや美容製品にも活用されている。
ダック生肉(骨抜き)
→鴨、あひる肉。我々日本人にはあひるより鴨の方が馴染みがあるが、鴨を食用に改良したのがあひる。英語に訳すとあひるも鴨もダックなので正直どちらかは分からない。ターキー同様、チキンアレルギーはでない。チキンよりも高脂肪でカロリーが高い。
ココナッツ油
→中鎖脂肪酸が豊富ですぐにエネルギーになるため代謝が良い脂肪分。中性脂肪になりにくく、ココナッツ油に含まれるラウリン酸は免疫力向上効果も期待されている。
リンゴ
→不溶性と水溶性の食物繊維を両方含み、プレバイオディクスとしての役割も果たす。糖分を豊富に含むためエネルギー源としても期待される。
トマト
→ビタミンC、A、カリウムを豊富に含む。トマトの赤色の元であるポリフェノールの一種のリコピンは強い抗酸化作用を持つ。
アルファルファ
→スプラウトの一種でマメ科の野菜で糸もやしとも言われる。食物繊維が豊富。
ニンジン
→体内でビタミンAに変換されるβカロテンを豊富に含み、その量は野菜の中でもトップクラス。
カボチャ
→βカロテンやカリウムを豊富に含み、カリウムの効能から浮腫みなどに効くとされている。糖質もしっかり含んでいる。
スイートポテト
→さつまいものこと。穀物と野菜のいいとこ取りと言われ、炭水化物を豊富に含むためエネルギー源、繊維質として期待。
スクワッシュ(カボチャ類)
→英語でカボチャ全般をスクワッシュと表現することもあるが、特に皮が分厚く緑色でボコボコしているかぼちゃをスクワッシュと呼ぶ傾向にある。
バナナ
→糖分と繊維質を豊富に含み、中でもカリウムの含有量はフルーツトップクラス。
ブルーベリー
→ビタミンCやビタミンEのほか、ポリフェノールの一種であるアントシアニンを豊富に含む。いずれも抗酸化作用が強い成分を多く含む。
クランベリー
→ブルーベリー同様ビタミンC、Eを含みプロアントシアニジンという渋みを感じるポリフェノールを含む。いずれも強い抗酸化作用を持つ。また、クランベリーの酸味のもとになっているキナ酸は膀胱の感染症を予防する。
ブラックベリー
→ブルーベリー同様、ビタミンCやビタミンEのほか、ポリフェノールの一種であるアントシアニンを豊富に含む。いずれも抗酸化作用が強い成分を多く含む。
ザクロ
→ざくろの渋みの元となるポリフェノールのエラグ酸には強い抗酸化作用がある。
パパイヤ
→完熟のパパイヤと青パパイヤで、栄養構成は少し変わるがビタミンCやβカロテンを豊富に含む。
レンズ豆
→美人の豆と言われることもあるレンズマメ。
カリウム、マグネシウムが豊富で、タンパク質や炭水化物(食物繊維)もバランスよく含んでいる。鉄分も含まれていることも特徴。
ブロッコリー
→ビタミンCとβカロテンが豊富。食物繊維や糖質もバランスよく含む。
乾燥チコリ根
→小さい白菜のような野菜で欧州では一般的な野菜。
ほとんどが水分と食物繊維で構成されている。
パセリ
→緑黄色野菜の中でもトップクラスのビタミン含有量。
特にビタミンAとビタミンC、ミネラルのカリウムは非常に豊富。
ペパーミント
→気持ち悪い時や車酔いに効果があるとされているハーブ。口臭軽減効果もある。
乾燥ローズマリー
→ローズマリー脳の活性化や結構促進効果があるハーブ。肉の臭みを消したりする効果もある。
・栄養添加物
炭酸カルシウム、リン酸一カルシウム、トリポリリン酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化コリン、ビタミン類(ビタミンEサプリメント、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸塩(ビタミンC源)、ナイアシン、d-パントテン酸カルシウム、ビタミンAサプリメント、硝酸チアミン、リボフラビン、β-カロテン、ビタミンB12サプリメント、ビオチン、塩酸ピリドキシン、ビタミンD3サプリメント、葉酸)、ミネラル類(硫酸第一鉄、タンパク質キレート亜鉛、タンパク質キレート鉄、セレン酵母、酸化亜鉛、硫酸銅、タンパク質キレートマンガン、タンパク質キレート銅、酸化マンガン、ヨウ素酸カルシウム)、タウリン、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵生成物、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵生成物、DL-メチオニン、L-リジン、塩化カリウム、L-カルニチン
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乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵生成物
→ヨーグルトに用いられる代表的な乳酸菌。正確にはラクトバチルス菌の種類の中に分類されるアシドフィルス菌。アシドフィルス菌は人間の口腔内や町内にも存在する常在菌。
乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵生成物
→エンテロコッカス人や動物の腸内に存在する菌。増えやすいため、プロバイオティクスとしてサプリメント等に活用されている。
・保存添加物
緑茶抽出物、ユッカシジゲラ抽出物、L-カルニチン、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
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緑茶抽出物
→抗酸化作用が強く酸化防止剤として期待されている。
ユッカシジゲラ抽出物
→日本ではユッカフォーム抽出物として添加物として認定されており、乳化剤などとして使われる。リュウゼツラン科の植物でサポニンと言われる天然の界面活性剤問われる一方で高い成長作用が期待される。
酸化防止剤(ミックストコフェロール)
→ビタミンE由来の天然の酸化防止剤
⚫︎成分表
(以下は商品記載の成分表より抜粋)
タンパク質27%以上
脂質17%以上
粗繊維4.5%以下
灰分8.0%以下
水分10%以下
カルシウム1.2%以上
リン0.7%以上
L-カルニチン100mg/kg以上
タウリン0.1%以上
オメガ6脂肪酸2.6%以上
オメガ3脂肪酸1%以上
プロバイオティクス198,000,000CFU/kg以上(アシドフィルス菌・フェシウム菌)
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高タンパク質フードの中には30%を超えるものも増えてきている中での27%、そしてこのフードの特徴として”高タンパク質(30%以上)のレシピが苦手な子にもおすすめ”ともあるので、高タンパク質ではないのか?
脂質はそこまで高くないよう。
⚫︎サンプルの有無
小型犬用3種フードのサンプルを公式ホームページで770円で販売
⚫︎総評
フレッシュというだけあり、肉類も魚も野菜もフルーツも豊富に含み、
特に肉と魚は抗生物質・成長ホルモン促進剤を投与していないものを使用し、
生のターキー、サーモン、ダックを使用したりとこだわりを感じる。
特にプロバイオティクスである菌類を2種配合していることと、
90度の低温で加熱加工してある点が珍しく、お勧めしたい点だと感じた。
⚫︎公式ホームページ等の紹介
ミールフリー・グレインフリーのプレミアムドッグフード NOW FRESH(ナウフレッシュ)|プレミアムドッグフード・キャットフードのGPN
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ペット栄養管理士によるドッグフード考察〜itiドッグチキンディナー編〜

⚫︎最初に
第3回ドッグフード考察
今回はitiドッグチキンディナーです!
かわいいパッケージが目を引くiti。
今まさに絶賛リニューアル中で注目を集めています。
今回考察したものはリニューアル後のものはまだ手に入れられず
リニューアル前のものですが、大きく内容は変化していないようなので、
参考になれば幸いです。
与えているフードがどんなものなのか、良いものなのか心配な方、
または購入を検討している方、
犬に合ったフードが見つからない”フード難民の方”の
きっとお役に立ちます!
⚫︎目次
⚫︎値段、サイズ、粒状
・40g(お試し用) 457円
・200g 1980円
・1kg(200g×5) 9350円
平らな正方形、
水やぬるま湯でもあまりふやけない、
しっとりしていて、手で崩れる柔らかさ
⚫︎生産国、メーカー
ニュージーランド産
メーカー名 iti
⚫︎特徴
(以下は公式HPより抜粋)
材料の風味と栄養価をエアドライ製法で余すことなく閉じ込めた、最高級レベルの品質と安全性を持つ穀物不使用のペットフードです。
イティは天然の原材料のみを使ったエアドライフードです。
高温多湿を避け、開封後は10日以内に使用してください。
未開封であれば、1年以上の賞味期限がありますが、開封後は冷暗所での保管の場合は10日以内、冷蔵庫での保管の場合は約30日以内(一部製品は8週間以内)を目安としてお使いください。
イティの原材料として使用されているのは、ニュージーランドの広大な土地でのびのびと走り回って育った高品質なチキンです。
ワンちゃんも食べ慣れたチキン味は、人気No.1!!
イティは新鮮な生肉と内臓、魚介類から作られています。
生肉は約75%の水分を含み、そこに必須ビタミンやミネラル類を加えて混ぜ合わせ、低温の風でゆっくり時間をかけて水分を蒸発させます。
大事なのは、天然の栄養素を壊すような加熱をしないこと。
およそ10時間後、約60%の水分が取り除かれます。
そしてイティのエアドライフードは、生肉の3倍のたんぱく質量を持った非常に消化に優れた高品質なたんぱく源に変わります。
そのため、生肉のように天然の酵素をたくさん摂取でき、食の安全性も保証されます。
この製造処理工程は、栄養素を壊さず自然の状態で肉を保存するのに何世紀にも渡って用いられてきました。
イティのエアドライフードやトリーツは、鮮度を保つため小包装され、エージレス(酸化防止剤)が封入されています。
開封後は効果がなくなるため、取り出してください。
イティペットフードはロットごとにどの農場かを遡ることができ、その原料が安全基準を満たしていることを確認できます。
また、イティの製品工場は定期的にニュージーランド政府による徹底的な監査を受け、人間用食品工場として認可された最高レベルの食品安全性と品質を、確かなモノにしています。
——————————–
穀物不使用
→穀物とは広義な言葉で、米や小麦、とうもろこしはもちろん豆類も指す。itiのドッグフードではこのような穀物は使用されていない。穀物は炭水化物源になるほか、ドッグフードの成形目的で使用されていることもある。また、特に小麦は犬のアレルゲンとして現れやすい食品であるため、グルテン負耐症の疑いがある場合や小麦を使用した製品でアレルギー症状が出た場合などは”穀物不使用”の記載はドッグフードを選ぶ大きな指標の一つになる。ちなみに原材料に記載のあるエンドウマメも豆類ではあるが、豆類が穀物となるのは乾燥した状態で収穫したものに限られるため、この場合は穀物には含まない。
天然の原材料のみ
→”天然”がどのような意味で使用されているのかはわからないが、いわゆる加工したタンパク源であるチキンミール等を使用していないということを指しているのかな?と思う。
ゆっくり時間かけて水分を蒸発
→エアドライ製法のことを指す。エアドライはいわゆる熱風乾燥であり、乾燥に時間は必要だが、加熱による栄養損失を最小限に抑える加工方法。
生肉の3倍のたんぱく質量を持った
→乾燥により余分な水分が蒸発されたことでより密度の高いタンパク源になっている。これにより少量でも十分な栄養が得られる栄養設計が実現されている。
非常に消化に優れた高品質なたんぱく源
→穀物が不使用、野菜や果物等の繊維質も最低限で、原材料の殆どを肉類が占めており、高タンパク質なフードのため消化しやすく吸収しやすい。
個包装
→実は個包装されているドッグフードは意外と珍しい。高タンパク質で思考性も高いことから、術後や運動量が高い犬の栄養補給やトレーニングのトリーツとして、いつものご飯のトッピングとしても活用しやすい。また、酸化等を防げるので栄養の劣化が少ない状態で与えることが容易になる。
⚫︎材料
(以下は商品記載の原材料一覧より抜粋)
チキン、チキン肝臓、エンドウ、植物性グリセリン、緑イ貝、パセリ、乾燥チコリ、シーソルト、ケルプ、亜麻仁、ミックストコフェロール(酸化防止剤)、アミノ酸類(タウリン)、ビタミン類(塩化コリン、E、B1、B3、B5、B2、ビオチン、A、B12、ビタミンB6、ビタミンD3、葉酸)、ミネラル類(炭酸カルシウム、鉄、亜鉛、硫酸銅、セレン、酸化マンガン、ヨウ素酸カルシウム)
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・原材料
チキン、チキン肝臓、エンドウ、植物性グリセリン、緑イ貝、パセリ、乾燥チコリ、シーソルト、ケルプ、亜麻仁
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チキン、チキン肝臓
→チキンはどこの部位かは不明だが、タンパク質源として。
チキン肝臓は高タンパク低脂肪。
ビタミンが豊富に含まれており、特にビタミンAが非常に豊富。
鉄分をはじめとするミネラルの供給源にも。
エンドウ
→他の豆類と比較して不溶性植物繊維を多く含みます。
不溶性食物繊維は水分を含み膨らみ、腸を刺激して蠕動活動を活発にします。
植物性グリセリン
→ヤシ油やパーム油から生成される食品添加物。甘みがあるため甘味料として使用されることもあるが、おそらくこのフードの場合はエアドライ製法のため水分を完全に蒸発させることができないので、フード中に残った水分において微生物の繁殖を抑える保湿剤としての役割を果たしているものと思われる。
緑イ貝
→日本での正式名称はモエギイガイ。
ムール貝の中まで貝殻の縁が緑色になっているものが特徴。
ヒアルロン酸やコンドロイチン、オメガ3脂肪酸を含み
炎症抑制効果による関節の痛み/炎症緩和効果が期待される。
パセリ
→緑黄色野菜の中でもβカロテンをの含有量はトップクラス。
βカロテンは皮膚や目の健康維持に役立ちます。
特にビタミンAとビタミンC、ミネラルのカリウムは非常に豊富。
乾燥チコリ
→小さい白菜のような野菜で欧州では一般的な野菜。
ほとんどが水分と食物繊維で構成されている。
シーソルト
→塩は保存添加物にもなるが、保存力が効くほどの量は添加されていないと思われる。
海塩なのでナトリウムやマグネシウムなどを豊富に含む。
ドッグフード中心の食生活おいて塩不足、低ナトリウム血症になる可能性は低いが、
肉中心の食生活(いわゆる生食など)の場合、本来塩分が豊富に含まれていた血液も食べていたという栄養設計をモデルにするので、
このフードも塩分を添加しているのではないだろうか。
現にitiドッグフードでは肉中心の高タンパク食であり、商品紹介の文章の中で”生肉のように”という表現がされている。
ケルプ
→コンブ科目の大型の海藻。
ケルプはヨウ素や亜鉛などを豊富に含みミネラルの供給源でありながら、
水溶性食物繊維を豊富に含み繊維源にもなっている。
亜麻仁
→脂肪補給目的の材料。
亜麻仁はオイルに抽出する前の姿は護摩のような形で、フラックスシードともいわれます。
食物繊維と油分:オメガ3のα-リノレン酸を豊富に含んでいます。
オメガ3はアレルギーの症状を抑えたり、血液をサラサラにしたり心疾患のリスクを抑える効果があります。
・栄養添加物
アミノ酸類(タウリン)、ビタミン類(塩化コリン、E、B1、B3、B5、B2、ビオチン、A、B12、ビタミンB6、ビタミンD3、葉酸)、ミネラル類(炭酸カルシウム、鉄、亜鉛、硫酸銅、セレン、酸化マンガン、ヨウ素酸カルシウム)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下の記事を参考にしてください。
・保存添加物
ミックストコフェロール(酸化防止剤
———————————–
ミックストコフェロールはビタミンE由来の天然酸化防止剤
⚫︎成分表
以下成分表は商品記載より抜粋
粗たんぱく質32%以上
粗脂肪22%以上
粗繊維4%以下
粗灰分9%以下
水分19%以下
——————————

上記の成分表と画像より、
高タンパク質、脂肪はやや高めと言えるでしょう。
⚫︎サンプルの有無
サンプルはおそらく配布していないが、
40gというサンプルサイズが公式ホームページやiti取り扱いショップで販売されている。
⚫︎総評
itiドッグフードのストロングポイントは、個包装されているところ、エアドライ製法で加熱による栄養損失を最小限にしているところ、高タンパク質な栄養設計であること。
個包装だと、トリーツやトッピングとしても使いやすい。
ただ、高タンパク質であることは腎臓の状態が悪い場合や疾病治療中、高齢の場合には適さないこともある。
肉中心で野菜や果物も殆どないため、普段生食を与えている方の非常食としてもおすすめです。
小さいお試しサイズも販売されているため試しやすく、いくつか味の種類もあるのも嬉しいポイント。
⚫︎公式ホームページ等の紹介
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ペット栄養管理士によるドッグフード考察〜ziwi peak チキンレシピ編〜


最初に
第二回ドッグフード考察
今回はziwi peak チキンレシピです!
ニュージーランド産フードの代名詞とも言えるこちら。
皆様絶対一度は見たことがあるのではないでしょうか。
我が家も一時期与えておりました。
そんなziwiを徹底的に大考察しちゃいます。
与えているフードがどんなものなのか、良いものなのか心配な方、
または購入を検討している方、
犬に合ったフードが見つからない”フード難民の方”の
きっとお役に立ちます!
目次
値段、サイズ、粒状
比較的高価
454g 6270円、1kg 11000円、2.5kg 24000円、4kg 38000円
(値段はショップやセールにより差はあり)
平らな正方形
水やぬるま湯でもふやけない
手で崩れる柔らかさ
生産国、メーカー
ニュージーランド産
メーカー名 ziwi
特徴
以下は公式HP記載のziwi peak チキンの特徴
太文字の部分を解説。
・肉、内臓、魚介類、骨を96%含むピークプレイ レシピ。
・10%のZ-ブースト スーパーフードをブレンド。
・さっとすくって与えるだけの、生食に代わる便利なフードです。
・総合栄養食として、栄養価の高いトッピングとして、または美味しいおやつとしてお使いください。
・穀類、ジャガイモ、グリセリン、レンダリング肉やミールは一切使用していません。エアドライ製品は、パッケージに記載されている賞味期限内で、開封後8週間以内に与えていただくことをお勧めしています。ただし、これはあくまで目安になります。袋の口をきちんと閉じず、空気や湿気にさらされると、フードが乾燥してもろくなったり、カビが生えたりする可能性があります。
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肉、内臓、魚介類、骨を96%含むピークプレイ レシピ。
→高タンパクな栄養設計。ピーク(peak)は峰や頂上という意味。
10%のZ-ブースト スーパーフードをブレンド。
→原材料から見ると、ここでいうスーパーフードは緑イ貝、パセリ、乾燥アップルポマースを指すと思われる。詳しくは材料の項で解説。
さっとすくって与えるだけの、生食に代わる便利なフードです。
→高タンパク質であり、炭水化物や野菜、果物を原材料に必要以上に利用せず内臓や骨などを栄養源としていることから生食の代替になる。
総合栄養食として、栄養価の高いトッピングとして、または美味しいおやつとしてお使いください。→比較的高価なフードであり原材料の96%がタンパク質(内臓や骨を含む肉や魚)であることから、公式でもトッピングやトリーツとしての利用も推奨されている。
穀類、ジャガイモ、グリセリン、レンダリング肉やミールは一切使用していません。→炭水化物としてエネルギー源になる役割のほか、ドッグフードの成形作用もある小麦やじゃがいもを不使用。これもいわゆる生食を与えている人にもおすすめと言われる理由の1つ。
グリセリンは保湿剤として利用される添加物。食物の水分活性を低下させ微生物の繁殖を抑えるため品質保持効果がある。柔らかくしっとりとしたセミモイストフードやモイストフードは水分量が多く、微生物の繁殖を抑えるため、よくグリセリンが利用されている。ziwiは柔らかく少ししっとりとしていながらもグリセリン等の保湿剤は不使用。
レンダリング肉とは畜産物を人間の食用に加工する過程で算出される副産物から脂肪分だけを抽出された絞りカスのこと。ミールとは肉粉を指し、肉や骨、皮を乾燥し粉にしたもので一概に悪質なものとも言えない。生食の代替にも利用できると言うことで加工されているレンダリング肉や加熱されているミールは使用されていない。
エアドライ製品
→いわゆる熱風乾燥のこと。エアドライ加工された製品は100%水分を飛ばすことはできないため製品に若干水分が残る。そのため、若干の柔らかさが特徴になる。エアドライ加工ではじっくり時間をかけて加工するため加熱による栄養の損失が少ないことも特徴。
材料
・原材料
“環境に配慮したニュージーランドの肉と魚介類”
チキン生肉、チキンレバー生肉、チキンボーン、チキンネック生肉、ニュージーランド緑イ貝、チキンハート生肉、チキンカーティリッジ(軟骨)、パセリ、乾燥アップルポマース、乾燥オーガニックケルプ、海塩
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チキン生肉
→鶏肉のどこの部位かは不明。タンパク源として。
チキンレバー生肉
→鶏肉肝臓、高タンパク低脂肪
ビタミンが豊富に含まれており、特にビタミンAが非常に豊富。
鉄分をはじめとするミネラルの供給源にも。
チキンボーン
→鶏骨、高タンパク食には欠かせないカルシウムの供給源として。
チキンネック生肉
→鶏首、鳥が最も動かす部位で筋肉と軟骨、骨がバランスよく存在している。カルシウム供給源としてもタンパク質供給源としても。
ニュージーランド緑イ貝
→日本での正式名称はモエギイガイ。
ムール貝の中まで貝殻の縁が緑色になっているものが特徴。
ヒアルロン酸やコンドロイチン、オメガ3脂肪酸を含み
炎症抑制効果による関節の痛み/炎症緩和効果が期待される。
チキンハート生肉
→鶏心臓、いわゆる鳥ハツ。
レバーや砂肝と比較すると脂肪分が多いが、ビタミンAを始めビタミンや、鉄などのミネラルも豊富。
チキンカーティリッジ(軟骨)
→カーティリッジ(cartilage)=軟骨
鳥膝軟骨か薬研軟骨かは不明。
軟骨の7割は水分、残りはコラーゲンとコラーゲンやヒアルロン酸で構成されている。
コラーゲンはアミノ酸=タンパク源になる。
パセリ
→緑黄色野菜の中でもトップクラスのビタミン含有量。
特にビタミンAとビタミンC、ミネラルのカリウムは非常に豊富。
乾燥アップルポマース
→ドッグフードに利用されているのは珍しいと個人的に感じる。
(正直初めて見ました。笑)
アップルポマースはりんごの搾りかすから製造されたサステナブルな粉末で水溶性植物繊維と不溶性植物繊維を含みプレバイオティクスになる。
プレバイオティクスは腸内細菌の餌になるものを指す。
日本でもサステナブルな素材でありながら食物繊維やペクチンを含み、りんごの素材本来の香りをつける食品添加物として販売されているが、
日本では未だ一般的な素材ではないように思える。
乾燥オーガニックケルプ
→コンブ科目の大型の海藻。
海洋で成長するものにおけるオーガニックの定義がいまいちわからないのだが、養殖ではなく天然という考え方でいいのかな?
ケルプはヨウ素や亜鉛などを豊富に含みミネラルの供給源でありながら、
水溶性食物繊維を豊富に含み繊維源にもなっている。
海塩
→塩は保存添加物にもなるが、保存力が効くほどの量は添加されていないと思われる。
海塩なのでナトリウムやマグネシウムなどを豊富に含む。
ドッグフード中心の食生活おいて塩不足、低ナトリウム血症になる可能性は低いが、
肉中心の食生活(いわゆる生食など)の場合、本来塩分が豊富に含まれていた血液も食べていたという栄養設計をモデルにするので、
このフードも塩分を添加しているのではないだろうか。
・栄養添加物
イヌリン(チコリルート由来)、ミネラル類(リン酸二カリウム、硫酸マグネシウム、亜鉛アミノ酸複合体、鉄アミノ酸複合体、銅アミノ酸複合体、マンガンアミノ酸複合体、セレン酵母)、
ビタミン類(ビタミンEサプリメント、チアミン硝酸塩、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ビタミンD3サプリメント、葉酸)
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以下の記事を参考にどうぞ。
・保存添加物
酸化防止剤(クエン酸、天然ミックストコフェロール)、
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クエン酸
→クエン酸は酸化防止剤の効果を増加させる効果がある。
天然ミックストコフェロール
→ミックストコフェロールはビタミンE由来の天然の酸化防止剤
成分表
リンおよびカルシウムの値の自然な変動を考慮しているため、ZIWI Peakチキンレシピは、成長期の大型犬 (成犬時の体重が31.8kg以上)を除く、全ライフステージ向けドッグフードになっています。
- 粗タンパク質(以上)
38% - 粗脂肪(以上)
30% - 粗繊維(以下)
3% - 水分(以下)
14% - 灰分(以下)
12% - タウリン(以上)
0.23%以上 - カロリー含有量(算出)
代謝エネルギー 500kcal /100g

上記画像を参考にして見てほしいのだが、かなり高タンパク高脂質なフードということがわかる。
サンプルの有無
あるが、公式からの販売はなし。
ziwiを取り扱っているペットショップ等に問い合わせるか、メルカリなどで購入する
総評
エアドライ製法でフード自体に水分が残っていながらも保湿剤不使用という面白いフード。
ミールやレンダリング肉を不使用、原材料のほとんどを肉類で構成し、じゃがいもや小麦、豆類などは不使用で高価格なのも頷ける。
かなり高タンパク、高脂質なので栄養密度が高く、少量で十分な栄養が満たすことができる。
中型犬〜超大型犬にはコストがかなり嵩むが、公式HPでも推奨されているようにトッピングやトリーツ(おやつ)として利用するのもおすすめ。
特に少食な子や、1度に量が食べられない子、病気明けや治療中、激しい運動等で栄養補給が必要な犬におすすめのドッグフードと言えるでしょう。
偏食な子にも高タンパク質で原材料の殆どを肉で構成されているので好まれるかもしれない。
(ちなみに我が家の偏食犬はチキンは比較的食いつきがよかった)
公式ホームページ等の紹介
- 粗タンパク質(以上)