【犬の食事】偏食犬に悩む飼い主さん集まれ!ご飯の好みを見極めるポイント。

はじめに

実は犬が食事に興味がない、ご飯を食べない、、と悩んでいる飼い主さんは意外に多く、

高級であるとか、栄養豊富だとかの前に口にしてくれないんですよね。

総合栄養食は食べないけどこのおやつなら食べるとか、

手作り食だけれどこの食材を入れると100%食べないだとか、

意外と好き嫌いが激しいことも多いです。

ということで今回は少しでも愛犬の好みの傾向を掴めるように

食べ物を選ぶ上での見極めポイントをまとめていきます。

ちなみに我が家にも偏食というか食へのこだわりが強く、食事への興味も薄い犬がおり、食事に関する悩みは尽きません。

目次

  1. はじめに
  2. 目次
  3. 原材料の見方
  4. 穀物の量、種類
  5. 芋類の量、種類
  6. 水分量
  7. 柔らかさ
  8. 粒の大きさ
  9. 加熱方法(加工方法)
  10. タンパク質量
  11. タンパク質の種類
  12. 脂肪量
  13. オイルコーティングの有無
  14. 酸化の度合い
  15. ハーブやスパイスの有無
  16. 緑イ貝の有無
  17. アレルギーがある可能性
  18. 嘔吐や下痢の経験の有無
  19. 最後に

原材料の見方

最初に記載してあればあるほど配合している量、割合は多いものになります。

例えば原材料の1つ目に鶏肉と記載してある場合には、そのフードには鶏肉が原材料のなかで1番多く含まれているというわけです。

↑この画像の原材料表の場合、1番多く含まれているのは小羊肉
↑この画像の原材料表の場合、1番多く含まれるのはチキン。その次にチキンミール、オートミールと並ぶ。

穀物の量、種類

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ドッグフード、特にドライフードは整形するために、そして炭水化物の供給源とするために穀物を配合しているものが多いです。

この場合、炭水化物は小麦、大麦、米、豆類などが配合されています。

最近は小麦を配合していないグレインフリーのフードも販売されていますが穀物不使用と記載していない限りは代わりに米や豆類が配合されていることが多いです。

ドッグフードの原材料を見たときに、原材料のいくつ目に穀物が来ているかで配合されている割合がなんとなく分かります。

例えば1つ目に来ているならそのフードは穀物の割合が多いですし、

4つ目に来ているなら穀物の割合は少ないです。

愛犬が好みに感じない理由の一つに穀物の配合割合があります。

肉食寄りの雑食の食性と言われる犬にとって穀物はご馳走ではなく、糖質を得るあくまで補助的存在。

穀物の量が多く配合してあるフードは比較的嗜好性が低いと言われています。

まずは原材料欄をみて穀物が何番目に記載してるかを見てみましょう。

そもそも穀物が配合されていないフードや食べ物を中心に選ぶのもおすすめです。、

そして穀物の種類によって好みが異なる犬もいます。

うちの犬の場合は豆類、小麦類が多いと全くダメで、米類は多少は良くても米糠などが多いとダメなようです。

このように、”豆はいいけど小麦は好みではない”なんていうこともあるので、使用されている穀物の種類にも注目してみましょう。

芋類の量、種類

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こちらも穀物とほぼ同じ。

原材料欄をみて芋類が何番目に記載してあるか、で配合割合をなんとなくみてみましょう。

特にジャガイモやさつまいもは穀物よりもアレルゲンになりにくいため

アレルギー対応食に使用されることが多いです。

ちなみにジャガイモと記載されず、馬鈴薯でんぷんと記載してあることもあります。

芋類だとジャガイモ(馬鈴薯でんぷん)、さつまいも、タピオカ粉などがよく配合されています。

さつまいもの方が甘味があり好みの犬が多い傾向にあります。

芋の種類にも着目してみましょう。

水分量

一般的には水分量が多い食事ほど嗜好性が高まると言われています。

ドライフードの場合、ふやかすと嗜好性が高まるのがその例です。

食べないドライフードもふやかすと食べたりします。

ドライフードよりも、少ししっとりとしたセミもイストフード、缶詰やパウチなどのウェットフードの方が好まれることが多いようです。

ただ、これは一般的な話でこれに愛犬が当てはまるかは別のお話し。

ちなみに我が家の偏食犬は一般論とは正反対に水分量が多い食事は避ける傾向にあります。

いわゆるスープご飯もダメ。

ふやかしたドライフードもダメ。

ふやかして与えることが推奨されているタイプのフリーズドライフードもダメ。

ということで食事の水分量もチェックしてみるのがおすすめです。

柔らかさ

食事にあまり興味がない犬に多いのが、

食事をすることへのやる気のなさというか、

面倒くさそうにしていることが結構あります。

あーー、ごはんね、、みたいな。

柔らかい食事の方が咀嚼回数が少なく、どうやら食べることへのハードルが下がるようで、

比較的良く食べる傾向にあるようです。

例えばドライフードでもサクッとした柔らかめのものにしたり、

ドライフードはふやかしたり、

セミドライ、セミモイストフードと言ったしっとり半生のフードにしたり、

フリーズドライフードにしたり、

ウェットフードにしたり、、、

水分量とも大きく関係しているとは思いますが柔らかさの好みもあると思います。

粒の大きさ

これは好み以前に骨格の話でもあるのですが、

犬の口の大きさに合わせた粒の大きさのものを選びましょう。

小型犬には大型犬用のものは大きく噛みにくい、

大型犬には小粒タイプは鼻の穴にすっぽり入ってしまって危険です。

加熱方法(加工方法)

ドライフードは保存性、安定性、安全性、様々な理由から加熱されています。

超高温で加熱されているもの(エクストルーダー加工)から、

低音でじっくり加熱されたオーブンベイクやジェントルベイクと呼ばれる方法、

エアドライと言って温風でじっくり乾燥させたもの、

凍結真空乾燥のフリーズドライなど様々です。

一般的なものはエクストルーダー加工のもの。

より嗜好性が高いのはエクストルーダー→オーブンベイク、エアドライ→フリーズドライの順になります。

特にフリーズドライは原材料が生の状態での栄養素の99%をそのまま残して加工できると言われています。

そのため風味や味が別格だそう。

ただ手間がかかっているだけあり、この順で価格も高価になります。

もちろん与える食事の100%をフリーズドライ等にしてもいいですし、

エクストルーダー加工のフードにトッパー(トッピング)としてエアドライやフリーズドライのものを混ぜても良いでしょう。

タンパク質量

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一般的にタンパク質量が多いほど嗜好性が高まると言われています。

(反対に穀物や芋類の量が多いと嗜好性が下がると言われています。)

そのため、タンパク質量の多いフードを与えてみて好みを見るのも良いでしょう。

もちろん、多ければ多いほど体にいいわけでもなく過剰も良くないので犬の体重や運動量に見合った量が適切です。

タンパク質量が多いフード(穀物や芋類が少ないフード)は1食の供給量が少なめなことが多いです。

1食の量が他のフードよりも少なめなので食事に興味がなかったりする犬には

少量で済むのでこの点でもおすすめです。

タンパク質の種類

愛犬の好みのタンパク質を知っておくと良いでしょう。

大豆などの植物性タンパク質は犬にとって体内での利用性が低く、嗜好性も低いと言われています。

動物性タンパク質の場合、嗜好性が高い順に並べると牛→豚→羊→鶏→馬と言われています。

犬が1番好みなのが牛肉と言われている一方で、犬のアレルギーで1番多いのが牛肉アレルギーでもあります。

また、輸入した海外製ドッグフードが未だ大半を占める日本のペット市場で豚が主原料のドッグフードは少なく、鶏肉は鳥インフルエンザなどの影響を受けやすい傾向にあります。

ちなみに、我が家の偏食犬は牛肉アレルギーで豚肉と鶏肉が好みのようです。

生ラム肉や焼いたラム肉は嫌いではなさそうですが、ドッグフードになるとラムが主原料のものは好みではないようでハズレが多いです。

そのためチキン、豚、馬肉が主原料のフードを選ぶことが多いです。

脂肪量

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一般的に高脂肪の方が嗜好性が高くなると言われています。

一方で高脂肪食は体に良いわけでもなく、血流の流れが悪くなったり膵臓に負担がかかります。

また、消化器系にも負担がかかりやすくお腹を壊しやすいのも特徴です。

高脂肪のドッグフードは酸化しやすく品質が劣化しやすいのも大きな特徴のひとつ。

高脂肪のドッグフードは嗜好性は高まるかもしれませんがデメリットも多いので注意が必要です。

オイルコーティングの有無

ドッグフードは嗜好性を高めるために仕上げにオイルスプレーを吹きかけ風味を増長する加工を施しているものがあります。

上記で述べたように、高脂肪、オイルがたくさん含まれていると確かに嗜好性は高まりますが、

体への負担やオイルの酸化などを考えるとデメリットも無視できません。

また、色にこだわりがある犬では、脂肪分の酸化に敏感な犬も多く、

酸化した油が含まれた食事を忌避することもあります。

よって、オイルコーティングされたドッグフードは短期的に見れば美味しい香りと風味がついていて嗜好性を高められるかもしれませんが、

中長期的に見るとかえって嗜好性が落ちる可能性があります。

オイルコーティングされていないフードもあるので、それを試してみるのも良いでしょう。

酸化の度合い

上記で述べたように、酸化した油脂を犬は嫌がります。

嫌がる以外にも酸化した油は体にも良くありません。

ドッグフードは開封してからしばらく与え続け、終盤にはどうしても酸化してしまいます。

最低でも1ヶ月で食べ切れる量を購入し、1週間ごとに小分けに真空パックにして保存するなどして

ドッグフードの酸化を防ぐと良いでしょう。

ハーブやスパイスの有無

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最近では犬の食事への健康意識も高まりハーブやスパイスが入ったフードも多く存在します。

日本人にハーブは馴染みが少ないですが、

我々にとっての漢方のように西洋医学の現場では今でも処方され立派なお薬として活躍しています。

スパイスを利用したアーユルヴェーダも同様です。

ハーブは効果が様々で、副作用が少ないのが特徴です。

ドッグフードでもストレスや免疫力、栄養補助など様々な目的で配合されていることがあります。

ハーブやスパイスは犬に嬉しい効果をもたらしてくれる反面、独特の香りを発するものが多く、それを嫌がる犬も多くいます。

私の愛犬もハーブが入っているフードは口をつけない傾向にあります。

緑イ貝の有無

緑イ貝はオーストラリアやニュージーランドに住む原住民族のマオリの人々が古くから膝の痛みなどに利用していました。

緑がかった貝殻が特徴の二枚貝で見た目はムール貝に似ています。

実際に緑イ貝には関節の動きをサポートするムコ多糖やビタミンやミネラル、抗酸化酵素、オメガ3脂肪酸なども含まれ膝関節の炎症を抑えます。

犬の高齢化や安易なブリーディングに伴い関節に悩みがある犬は増えており、

緑イ貝配合のフードも増えています。

ところが、この緑イ貝の風味が気になる犬が一部ではいるらしく、緑イ貝が配合されているフードは食べないそう。

我が家は気にせず食べていますが、これもフード選びの際に気にしてみると良いかもしれません。

アレルギーがある可能性

犬はとても知能的な動物です。

とある食べ物を摂取して体に異常があった場合には次回から本能的にその食べ物を避けるようになると言われています。

飼い主の気が付かなくとも、犬は本能的にアレルギーを認識しているかもしれません。

これを食べたから体が痒くなった、お腹が痛くなった、、など。

アレルギー検査や除去食試験、食べたことのない食材やタンパク質を使用したフードなどを検討するのも良いでしょう。

嘔吐や下痢の経験の有無

上記で述べたとおり、犬はとある食べ物を摂取して体に異常があった場合には次回から本能的にその食べ物を避けるようになると言われています。

特にその本能が顕著に出るのが嘔吐や下痢などの消化器症状が出たときです。

しかも例え、その食べ物が原因で消化器症状が出たわけでなくとも次回から本能的に避けるようになることがあります。

例えば車酔いで吐いた、胃腸炎で下痢をしていた、薬の副作用で胃が荒れていた、

なども実際は食べ物に直接関係はありませんが症状と食べたものを関連つけて問題視する傾向にあります。、

嘔吐や下痢などのイヤな記憶がある食べ物は避けますが、数ヶ月与えず忘れた頃に与えると意外と食べたりすることもありますし、

いまだにおぼえてるよ!と言った感じで忌避されることもあります。

このあたりは記憶力等の個体差もあります。

急に食べなくなったな、とか前は好きだったのにな、とか、言う時は消化器症状が出ていなかったか見直すのもオススメです。

最後に

食べ物にこだわりがある、偏食、食べ物に興味がない、食に保守的、アレルギーがある、、、

食べ物に悩みがある飼い主さんは多くいらっしゃると思います。

私もそうです。

災害大国日本において保存のきくドライフードの存在は大きく、

できれば犬に会うドッグフードを見つけて食べ慣れておきたいところ、、、

ということで、何が口に合うのかとにかくいろいろ試してサンプルを請求したり、メーカーに問い合わせたり、ペットショップで店員さんと話し込んだり、ネットで調べたり、、

とにかくいろいろ試してみえてきた

“傾向と対策”になります。

自分の愛犬の好みのポイントをいくつか知っておくことができればドッグフード選びの大きな指標になると思います。

他にも皆さんがドッグフード選びで必ずチェックするポイントがあればぜひ教えてください!

今回も最後までご覧いただきありがとうございました!