はじめに
犬の肥満やダイエット、食べ過ぎに悩む飼い主さんは多いのではないでしょうか。
というのも動物病院に来院する50%は肥満体型の犬という統計もあるくらい、
現代の飼い犬たちは太り気味と言われているからです。
我が家の食いしん坊も例外ではなく肥満体型になりました。
持病で膝が悪かったこともあり、体重管理を一念発起。
なんと4.5kgから3kgへの大ダイエットに成功しました。
食いしん坊なので食べ物を制限し過ぎるとかえってイライラし、吠えたりものに当たったりするので食事制限しすぎず!
適度な運動も取り入れて、お金をあまりかけずに!
健康な体型へ戻した実録を紹介します。
どこかの誰かの役に立つことを願って。
目次
我が家の食いしん坊
我が家の食いしん坊は骨格の細い小型犬。
適正体重は3-4.5kg程度と病院で言われました。
我が家に生後5ヶ月で来て、
一度も食事を残したことがないくらい、
食べなくてもいいものも食べるくらい、
食いしん坊で、
初めて犬を飼った我が家で、
親戚からも可愛がられ、
欲しいものを欲しいままに与えられ、
蝶よ花よと可愛がられた結果、
1歳を過ぎた頃には4.5kgになっていました。
くびれはゼロ。
横になるとお腹がぷよんとはみ出ている。
座るとなんだか漂うどすこい感。
頼もしく感じる背中。
動物病院で先生に「随分大きくなりましたねー!」と言われる始末。
食いしん坊は膝蓋骨脱臼を生まれつき患ってるため整形外科の先生にしっかり言われていましたが、いつのまにか”太り気味”に。
整形外科の先生は膝の負担を減らすためには
“痩せ気味”体型でもいいくらいですよとも言われる始末。
完全に飼い主の責任です。
膝のためにも、
いよいよやらねばならないと決意しました。
目指せ痩せ気味体型!
体重遍歴と試したダイエット法
●4.5kg時

くびれはゼロ。頼もしい背中。
座るとどすこい。
横になるとはみ出るお腹。
食べていた食事はドッグフード。
当時与えていたドッグフードは室内犬用のプレミアムドッグフード。
我が家に迎える前から食べていたフードは我が家に来てしばらくしてから体質に合わなくなったのか便が緩くなり、
小麦不耐症を疑ったり、
高脂肪な栄養構成を避けたりしてやっと出会ったドッグフードでした。
おやつは色々な人から欲しいままにあたえられていました。
さらに躾のトリーツとしてドッグフードを与えていました。
勘のいい皆様、勘が良くなくてもお気づきになるでしょう。
これが我が家の場合の肥満の原因です。
ドッグフードを適正量与えて栄養満点なところに、さらに嗜好品と余分なフードが与えられているのです。
多少運動をしたところで体重は増える一方でしょう。
さてダイエット決めてまずやったことはおやつの禁止でした。
おやつは嗜好品、きちんと総合栄養食を与えていれば必要ありません。
ということで潔くおやつを禁止。
しかし、結果から言うとこれは失敗。
食い意地の張ってる犬が今まで与えられてたものが無くなった、貰えなくなった、食事だけになった場合、
小腹が減った時やいつもおやつを食べてた時間におやつがもらえないことが理解できません。
ましてや食い意地の張ってる食いしん坊です。
我が家の場合は食べ物が絡むと物凄い執着や集中力を見せる犬だったので、
おやつをもらえるタイミングや時間、シチュエーションをしっかり覚えてました。
そして貰えないことがわかるとアピールを始めます。
アピールと聞くと可愛いですが、実際は大癇癪と表現してもいいくらいでした。
壁や扉、棚など手当たり次第、手で勢いよく押しました。
押したと言うか殴ったと言いたいくらいの勢いでした。
机や椅子、カーペットなどを齧りまくりました。
怒りをぶつけるように頭を振りながら吠えました。
立ち上がり前足で飼い主の足をバリバリ引っ掻きました。
今までおやつをたくさん与えていた人間たちは根負けします。
何か与えてあげたい、可哀想だと。
そこで次の作戦に移ります。
おやつは禁止にせず与えていいことにしました。
ただし、カロリーの低いものに限定しました。
我が家が当時よく与えていたものを紹介します。
・きゅうり、茹でた大根
糖質が低い野菜を選んでいました。
きゅうりは大きめに切って齧ることでストレス発散にも水分補給にもなるのでとても重宝しました。
大根は辛くないものはスティックにして、からいものは茹でて与えていました。
・キャベツ、レタス、白菜
言わずと知れた葉物野菜。
緑の葉の柔らかい部分は大きいと下の上、上顎に張り付いてえずくので(慌てて食べるのもありますが)小さくちぎって。
白い芯や硬いところは大きめにカットしてそのまま与えていました。
・サメの軟骨
脂質も糖質も少なく膝にも良い可能性があると言うことで与えていました。
市販のおやつはほぼコレ一択。
最初は味気ないおやつになーんだこれか、、と渋々食べていましたが、
おやつがこれか野菜だけと分かってくると、
サメの軟骨でも大喜びするようになりました。
幸いにも野菜に好き嫌いはなく、
食べられるならご機嫌らしく食いしん坊のおやつ欲は満たされていた様子でした。
おやつ作戦でだいぶ体重は減少し、
するすると3.5kgくらいに変化しましたが、
ただここからは減りにくくなり、さらに作戦が必要な様子でした。
●3.5kg時点

次に行ったのはドッグフードの量の見直しでした。
(ちなみによくあるダイエット用のドッグフードは使用しませんでした。
というのもダイエット用フードはかさ増しや満腹感を増やすため穀物や繊維質の含有量が多く体質に合うものが見つけられず軟便になってしまうことが多かったからでした。)
ドッグフードの量を現状の体重の規定量与えるのではなく、目指している体重の規定量にしました。
我が家の食いしん坊の目標体重は2.8-3kg。
というとこでまずは3kgの1日の食事量に変更しました。
ただし、ここでも食いしん坊大発揮。
ごはんが足りないです〜もうお腹減っちゃいました〜あれ?もうご飯食べ終わっちゃったんですけど??みたいな具合になってきました。
胃袋はまだ縮んでないらしくどうも空腹感があるようで、お腹空いてますアピールが盛んに。
そこでごはんふやかし作戦に。
もともと水分をあまり飲まない我が家の食いしん坊なこともあり、満腹感も得られて水分も補えて一石二鳥〜!
ドッグフードをふやかして与えることにしました。
高温のお湯は栄養を破壊してしまうのでぬるま湯でふやかします。
結果はちょっと失敗。
水分を吸って柔らかくなり、しっかり噛まなくて良くなったので汁物を飲むようにつるりと丸呑みして食べた結果、ご飯を全く食べた気がしませんということになってしまいました。
そこで早食い防止皿作戦。
ふやかしたフードを早食い防止皿に入れて与えることにしました。
早食い防止皿は凹凸があって、その名の通り早食いを防ぐ効果があります。
これにより早食いは改善、丸呑みしていたことによる消化不良が原因の食糞もしていましたがそれも改善しました。
さらに、茹で野菜を混ぜてかさ増しを行い、満腹感、食べ応えのある食事にしました。
(血糖値の急上昇も防げるのでおすすめです。)
野菜は出来るだけ糖質の低い物を選び、
・きゅうり
・大根
・もやし
・きのこ
・セロリ
・白菜
・レタス、キャベツ
・トマト
・小松菜、ほうれん草 などが定番でした。
しっかり刻んで、
生で与えられるものはそのままで。
消化しにくいものは鰹節や昆布などの出汁と煮てスプーンで潰れるくらいの柔らかさに。
小松菜やほうれん草は茹でこぼしして。
1度の食事にスプーン1杯ほど混ぜていました。
この当時は散歩も毎日しっかり行き、運動量も維持するようにしました。
⭐︎繊維質が多いと他の栄養素の吸収を阻害してしまうこともあるのですがダイエットということでそこは目を瞑ることにして、半年に一度血液検査をしてもらい健康状態を注視しておくことにしました。
●目標の3kgに!

ダイエットを始めて10ヶ月ほど。
食いしん坊は2歳を目前にしていました。
ついに目標の3kgに!
くびれもあり、肋が指で触れられます。
横になっても腹は出てないし、
後ろ姿もスタイリッシュ!
整形外科の先生も素晴らしい!
このまま膝のためにも体重管理しっかり続けてください!手術する際の麻酔リスクを減らすことにもつながりますから、と言われ、
今後膝を手術治療することも考えていたので、
この食生活も体重の推移を見ながら維持、調節することにしました。
ここからクッキーやガムなどのおやつは控えつつも、
鳥のトサカや馬のアキレスなどの脂質と糖質が低いおやつを中心に幅を少し広げました。
体重が増加傾向なら、少し食事を見直して、
体重が減少傾向なら、少し食事を増やしたり与えるものの種類を増やしたりして
4歳で手術をするまで2.8-3kgを維持しました。
ダイエット法まとめ
・おやつを見直す
与えなくて済むなら与えない。
空腹やトレーニングで与えた方が好ましい場合は野菜や脂質や糖質の少ないものを。
・食事量の見直し
目標体重の規定量で食事を与え、物足りないならゆで野菜でかさ増ししたり、フードをふやかしたりして与える。
・適度な運動の継続
毎日の散歩を継続。雨の日など散歩に行けない場合には家の中でボール遊びやかくれんぼなどで体を動かし続ける時間をつくる。
・獣医師の先生と相談をしながら。
骨格や犬種、性別、避妊去勢手術の有無、持病などから適正体重を教えてもらってからダイエットに踏み切るのがおすすめ。
また太っている原因が食事ではなく病気のこともあります。
ダイエットを始める前に病気が原因ではないかもチェックしておくと良いでしょう。
半年に一度ほど血液検査などで健康診断してもらうとダイエットによる食事バランスの変化が体に影響を及ぼしてないか確認できます。
最後に。
食事が原因の犬の肥満は飼い主の責任。
骨格に負担がかかるほか、高血圧や脂肪肝、心臓にも負担がかかります。
また、手術時や検査時の麻酔の負担も増加します。
出来ることならば適正体重で健康に生活してもらうのが理想です。
今回は我が家の食いしん坊のダイエットについてまとめてみましたが、どこかの誰かのためになれば嬉しいです。
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