【犬知識伝播】犬の光る首輪は危険!?その理由と危険性、代替案も紹介!

最初に

暑い夏や日中働いている場合、夜に犬の散歩をするという飼い主さんも多いのではないでしょうか。

視界が悪くなる夜間ではリードが見にくくなり自転車や歩行者がリードに引っかかってしまったり、

犬と自転車や歩行者と接触事故に遭ったりする危険性が日中に比べて格段nに上昇します。

そんな危険を回避するために犬に光る首輪をつけて対策している方も多いのではないでしょうか。

光る首輪はペットショップやホームセンターでも多く販売され今や夜間の犬の散歩の安全対策グッズの代表的存在ではないでしょうか。

ところが、その光る首輪の危険性が今話題になっています。

光る首輪がなぜ危険なのか、その理由と危険性、光る首輪の代替案などもまとめてみましたのでぜひ最後までご覧ください!

目次

  1. 最初に
  2. 目次
  3. 光る首輪のメリット
  4. 光る首輪はなぜ危険か
  5. 明るい光が犬の目に当たりすぎると起こる可能性のある障害・疾病
  6. 犬の瞳に優しい暗闇での安全対策
  7. 飼い主がライトを持つ場合
  8. 犬の視界から離れた背中(ハーネス)にライトをつける場合
  9. 製品の選び方、ライトの設定のポイント
  10. おすすめの組み合わせ(おすすめの使い方)
  11. 光による犬の反応簡易チェック

光る首輪のメリット

夜のお散歩で目立つ

車や自転車、ランナーなどから犬の存在が分かりやすくなることで事故防止に役立ちます。

特に黒や茶色などの被毛の色が濃い犬種は暗いと見えにくいため、存在をわかりやすくするのはおすすめです。

飼い主さんも見失いにくい

自転車に乗っている人やランナー、他の人から以外でも

飼い主自身も暗い公園や空き地、広場でノーリードにしなくても、少し長いリードやロングリードを使う時などに犬の位置が把握しやすく見失いにくくなります。

おしゃれ(?)

色や光り方のバリエーションがあり、SNS映えする、という意見もメリットとしてあるようです。

正直個人的にはあまり理解できませんが、SNS上では白いポメラニアンのような犬種が虹色に光る首輪をつけると光る犬に見える!と話題になっていたこともありました。

光る首輪はなぜ危険か

Photo by Johann on Pexels.com

一見、犬の安全のためにつけている光る首輪ですがこれがかえって

犬に悪影響を及ぼしている可能性が最近示唆されています。

LEDの光が犬の目に負担をかける可能性

犬は人より暗闇に強い目を持っているため、強い光を放つものが目の近くでチカチカ発光しているとストレスや網膜への負担が心配されます。

自分に置き換えて考えてみれば分かりやすいのですが、

目の近くで虹色に光を放つLEDがずっと点灯していると目がチカチカして気分が悪くなりますよね。

素材や重さの問題

安価なものは硬いプラスチック製で首に当たって不快だったり、軽量化されていなかったりして特に小型犬には負担になる。

また硬いプラスチック製のものは劣化しやすく衝撃に弱いため割れて喉元にささる危険性もあります。

発熱や感電リスク

防水性や耐久性が弱い製品だと、雨や噛み癖、激しい犬同士の遊びなどで壊れやすく、電池部分が漏れたりショートする危険性があります。

充電式のタイプが特に危険で小型のリチウムバッテリーが内蔵している場合、衝撃が加えられ損傷したものを使用していると発火する可能性があります。

首輪自体の危険性

普通の首輪にも言えることではありますが、引っかかったときに外れにくいタイプだと窒息のリスクがあります。

特に光る首輪は装飾面に重視されていることが多く安全設計が甘いことも。

光の色による虫の誘引

夜、街灯やお店の軒先に虫が集まっているように特に青や白い光は虫が寄ってきやすい性質があります。

特に夏場は虫が活発な時期なので犬に必要以上に虫が集まり虫に刺されやすくなるとも言われています。

光だけに頼ってしまう

これは飼い主の心理面における部分ですが、 

「光っているから夜間でも安全」と過信してしまうことが挙げられます。

夜間、特に5時〜8時ごろまでは帰宅する人が多く、帰路を急ぐ人や自転車、車などが増える時間帯です。

犬が光る首輪をつけているから大丈夫と過信せず、周囲をよく見ることが大切です。

これは光る首輪に限らず反射板やライト付きリードなどにも同様に言えることでしょう。

明るい光が犬の目に当たりすぎると起こる可能性のある障害・疾病

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一時的な眩惑(グレア)や視覚混乱

暗視に適した目に強い光が入ると、数秒〜数分間、視力が低下します。言わずもがな散歩中に起こると危険です。

光による網膜ダメージ(光網膜症)

強いLED光源を長時間直視した場合、網膜の感光細胞が傷つき視力低下や失明のリスクが上がる原因になります。

(特にブルーライト成分の多い白色LEDは網膜への酸化ストレスを高めると報告あり)

慢性的な眼精疲労・ストレス

光に敏感な犬は特に目を細める、顔を背ける、落ち着かない) などの不安やストレス行動につながることもあります。

白内障や緑内障を持つ犬では悪化要因になることも

白内障や緑内障がある犬には光の刺激で眼圧の変動や症状の悪化が懸念されます。

犬の暗視能力・光の認知力は人間の何倍?

犬は人間より 暗い場所で約5倍以上よく見える といわれています。

人間よりも光を認識しやすいのは網膜の「桿体細胞(暗さを感じる細胞)」が人間より豊富だからと言われています。

また暗闇では瞳孔が大きく開くため、光を取り込みやすくなります。

犬の瞳の網膜の裏に「タペタム」と呼ばれる反射層があり、少ない光を増幅して光を二度利用できる仕組みになっており、

暗闇でフラッシュを焚いて犬を撮った時に犬の目が光るのはその影響と言われています。

一方で、犬は色の識別や細かい視力は人より劣るので、暗闇での“形の認識”は得意ですが色の認識は人間よりも苦手です。

犬の瞳に優しい暗闇での安全対策

・反射材入りのハーネスやリード

・飼い主さん自身がライトを持つ(ヘッドライトやハンドライト)

・バンダナやベスト型のLEDライト

などの方が犬に優しい場合もあります。

つまり「犬にとって夜は人間ほど不便じゃない」から、強いLEDは必要以上の刺激になる可能性が大きいということなんです。

犬は人より暗闇に強い目を持っているので強い光は安全性よりもむしろ犬の体にかかる負担の方が大きい可能性があります。

本当に安全と健康を考えるなら、光に頼らず反射材や飼い主側のライトで工夫をするのがいいのかなーと思います。

飼い主がライトを持つ場合

長所

ライトの向きを飼い主がコントロールできる(犬の顔に直射しない)。

地面や障害物も照らせるので転倒や足裏ケガの予防、ゴミや異物を避け誤飲の予防になる。

ヘッドライトなら両手が使えて便利。

注意点

犬の目に直接当てない(足元・犬の横側・地面に向ける)。

暖色系(青成分が少ない)で拡散ビームのライトがベター。

点滅だけに頼らず、反射材と併用する。

犬の視界から離れた背中(ハーネス)にライトをつける場合

長所

光が犬の目に直接入らない(顔の負担を避ける)。

犬の「位置(シルエット)」が分かりやすく、見失いにくい。

注意点

小型犬は地面に近くなるため、ハーネスにつけたライトだけだと道路上のドライバーから見えにくい場合がある 

→ その場合は飼い主ライト+背面ライトの併用が良い。

背中取り付けは首輪ではなくハーネスに固定する。

(首への負担や締めつけリスク回避)。

犬の顔正面から見たときに背中が見えにくく、

光が見えにくいため暗闇では犬の姿を認識しにくく効果があまりない。

点滅モードは目立つが犬がストレスを感じることがあるので、一定の弱い点灯(定常光)またはゆっくり点滅を推奨。

製品の選び方、ライトの設定のポイント

青成分の少ない暖色(アンバー/赤系)

または低色温度の暖白を優先。

青白い光は網膜へ負担をかけやすい。

光の種類:

拡散(ワイド)光

一点を強く照らすスポット光は犬の眼に刺激を与えやすい。

モード:

定常光かゆっくり点滅を基本に。素早い点滅は避ける。

サイズ&重さ:

軽量で低プロファイル(小型犬は特に重要)。

防水・耐久性:

雨やよだれ・ある程度の噛み付きに耐える設計

(簡易的な防水効果でも◎)。

バッテリー:

充電式で端子がしっかり密閉されているもの。

ボタン電池使用のものだと電池の液漏れチェックを。

取り付け:

ハーネスの背中中央につけられる、

またはリードや飼い主の持つカバンにつけられるもの。

外れにくく、犬につけるなら首や動きを妨げない取り付け方のもの。

眼疾患がある子は獣医に相談:

白内障や網膜疾患がある犬は光刺激が悪化因子になる可能性あり。

おすすめの組み合わせ(おすすめの使い方)

反射素材入りハーネス(または反射ベスト)+飼い主ヘッドライト(低照度、足元照射)。

人混みや車通りが多い場所:

上記に加えて背中に低輝度ライト(定常光)を装着。

小型犬や視界が悪い場所:

飼い主がライトで犬の横を照らしつつ、犬本体は反射で補う。

これらの他にも飼い主のカバンに反射剤のキーホルダーをつけたり、犬や飼い主が反射素材が使われた上着やリード、首輪を着用するのもおすすめです

光による犬の反応簡易チェック

Photo by Lum3n on Pexels.com

犬が光に過敏かどうか、犬に負担のあるものなのかをチェック!

✅夜間や暗い場所で犬の顔に当たらないように背中からライトを当てて様子を見る。(チェックの際にライトは犬の目に当てないこと!)

⇨犬がライトの光を認識し、目を細める、顔を背ける、落ち着かない様子があればすぐ中止をするか、光の位置を変えたり強さを下げる。

✅夜間に実際の車からの見え方を確認(安全な場所で実験)して最適な組合せを決める。

⇨犬の背中(ハーネス部分)につけるのか、リード部分につけるのか、

飼い主はライトを持つのか、反射材はどこにつけるのかなど。

実際に夜間ではどの程度明るさや反射を放つのか確認してみると良いでしょう。

✅夜間の散歩に飼い主も犬も慣れないうちは初回は短時間から慣らす


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