【犬の腸活】リーキーガットって知ってる?慢性的な下痢や皮膚トラブルもしかして腸漏れかも。

はじめに

原因が掴めないことが多い、

下痢や軟便、皮膚の痒みや赤みなどのトラブルは

もしかしたらリーキーガットかもしれません。

リーキーガットは腸漏れとも言われます。

一方で獣医さんにあまり診断されにくく、

またリーキーガットなんぞない!なんて意見もあります。

我が家の黒犬はお腹がゆるくなりやすく、

皮膚も弱いので少し気になり今回のテーマにしてみました。

目次

  1. はじめに
  2. 目次
  3. リーキーガットとは。
  4. リーキーガットの原因
  5. リーキーガットは診断されない?
  6. リーキーガット対策
  7. 最後に
  8. ⭐︎関連記事

リーキーガットとは。

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リーキーガットは英語で

leaky=漏れる

gut=腸

つまり直訳すると”腸漏れ”となります。

リーキーガットは犬だけではなく人間にも起こるとされています。

本来、腸は食べ物を消化し、栄養を吸収し、異物は排出する機能を持っています。

その機能の中で悪玉菌や未消化の食べ物など、体に悪いとされているものから体を守る免疫(バリア)機能も備わっています。

しかし、何らかの原因で腸のバリア機能が壊れることで、

通常なら通さない毒素が腸から体の内側へ、血液中に毒素が漏れ出してしまうと言います。

この状態は腸の透過性亢進とも言い、

実際にセリアック病や炎症性腸疾患(IBD)、糖尿病で見られると言われています。

この状態の場合、慢性的な下痢や免疫異常、疲れやすいなどの症状が出ると言われています。

リーキーガットの原因

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リーキーガットは腸内のバリア機能が崩れることで起こる可能性がある

とされていますが、では何が原因で腸内のバリア機能は崩れるのでしょう。

原因①添加物や保存料の多い食べ物

原因②抗生物質、薬の長期使用

原因③ストレス(急な環境の変化など)

原因④悪玉菌の増加

原因⑤アレルギー

原因⑥バランスの取れていない食事の長期投与  etc

”これ”といった明確な原因はないですが上記のような原因が挙げられることが多いです。

特に原因②の抗生物質、薬の長期使用では

痒み止め等の薬やノミダニ駆虫薬の長期投与が原因の中でも多いようです。

ノミダニ駆虫薬(最近ではフィラリア予防も含まれたオールイン版もありますね)は年間服用が推奨され始めており長期服用が増えています。

ノミダニ駆虫薬(予防薬)について下記の記事もぜひ!

ノミダニ駆虫薬(予防薬)は虫を忌避させるのではなく殺虫成分を血液に乗せて全身に循環させて吸血してきた虫に殺虫剤入りの血をお見舞いして殺すというメカニズム。

少なくとも全身に殺虫成分を行き渡らせているので体に良いものではないんですよね。

また、我が家もアレルギー持ちの皮膚よわカイカイ犬がいるのでわかりますが、

痒み止めの類も長期服用しがちなんですよね。

痒み止めの服用を止めたら痒みがぶり返して、、、の繰り返しでやめどころというか抜けどころが難しいのです。

ただ同時に免疫力を抑制したりお腹が緩くなる等の副作用もあったりするのでリーキーガットに繋がりやすいのかなあなんて個人的には思います。

リーキーガットは診断されない?

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検査しても原因のわからなかった”慢性的な下痢や軟便”は

リーキーガットの可能性も大いにあります。

一方で、動物病院ではリーキーガットと診断されることはほとんどないでしょう。

(慢性腸炎、胃腸炎と診断されることが多いと思います)

リーキーガットが診断されない背景にはこのような理由があります。

①正式な疾患名ではない

リーキーガットは正式な疾患名ではなく、腸粘膜のバリア機能が破綻している状態を指しています。

日本の人間の医療でも獣医学でも”病名”としては認められていません。

アメリカの医療ではホリスティック的な方針の医院では診断されることも多いようです。

(ホリスティック的な方針の医院=自然治癒等に重きを置いている)

②検査では分かりにくい

リーキーガットは腸粘膜のバリア機能が崩れて起こります。

エコー等で腸粘膜が荒れていることは判明してもバリア機能までどうなっているかは分かりにくいです。

血液検査でも体内で炎症が起こっていることは判明しますがバリア機能の状態まではわからないのが現状です。

③エビデンス不足

そもそもエビデンス=科学的根拠が不足しているとも言われています。

人間の医療でも獣医療でも十分な実験、試験、データがされていないというのが現状です。

ただし、腸のバリア機能が弱まると通常では通さない毒素まで体の内へ吸収してしまい血流に漏れ入りやすくなるというのは本当のようです。

サプリメントや食品でリーキーガットが治る!とか全ての不調の原因!などと表現するのは疑問が残ると言います。

現在リーキーガットや他の疾病との関連性なども研究が進んでいるようで、

いつかリーキーガットという言葉ももっと主流になるかもしれません。

リーキーガット対策

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本当にリーキーガットのような症状が見られる場合には獣医師さんとよく相談し、他の疾病の可能性も見ながら精査していく必要がありますが、

リーキーガットを招かないようにできることはないのか、

ということで”対策”についても調べてみました。

対策①高品質で栄養バランスの取れた食事

これがダメな理由があれば聞いてみたいくらい当たり前のことで、

ありとあらゆる健康に関わることであり、

リーキーガットに関してももちろん大きな関係があります。

良い食事を摂って免疫力を高め、腸内環境をより強固に。

対策②アレルギー体質なら低アレルゲンな食生活を。

アレルギーがある犬あるあるなのですが、アレルギーではなくとも

”食べたら少しお腹が緩くなる食材”というものがあったりするんですよね。

アレルギーの食材はもちろん体質に合わない食材は無理に摂取せずに

体に合ったものを与えましょう。

必要であればアレルギーのある食材を精査するために

アレルギー検査や除去食試験も検討しましょう。

(アレルギー検査→保険適用外、高額、血液検査で分かる

除去食試験→自分でも気を付ければできる。長期間かかる。)

対策③腸に負担のかかりやすいものを避ける

消化吸収しにくい硬いおやつや、

犬が消化が苦手な硬くて大きい野菜や繊維質なものは

生などで与えるのは避け、

きのこや野菜等はみじん切りにして柔らかく煮たりしてから与えましょう。

対策④できるだけ添加物の少ないものを与える

クエン酸やローズマリー抽出物、ビタミンEなどの比較的、身体に負担の少ない保存添加物はともかく、

増粘多糖物や着色料などは身体に良いものではなく腸に負担がかかるので

避けたほうがいいでしょう。

対策⑤腸活!プロバイオティクスを重視する。

プロバイオティクスとは善玉菌のこと。

ヨーグルトや納豆、甘酒などはプロバイオティクスを含む食品の代表格になります。

他にも犬用のプロバイオティクスサプリメントなども良いでしょう。

様々な形の善玉菌を長期的に摂取することで腸内に根付き腸内細菌の種類が豊富に、腸内フローラが豊かになり、

より安定し良い腸内環境を構築できます。

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最後に

慢性的な下痢や軟便、心当たりのないアレルギー症状は

リーキーガットという症状かもしれません。

病院で検査しても原因はわからない、症状は落ち着かない、

このような状態の時に腸内のバリア機能の低下かも?という

視点があっても良いと思います。

私は診断名がつくものが全てではないと思っています。

病名のつかない体の不調もあるわけで、

そんな時に自分と愛犬を支えられる情報があると良いでしょう。

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