はじめに
愛犬にハーブを与えたことはありますか?
日本では馴染みの少ないハーブですが、ヨーロッパ、アメリカでは薬局で処方されることもあるれっきとしたお薬です。
お薬というとデメリットもあったり、副作用なども気になりますがハーブは副作用が少ないことで知られています。
その反対に効果が優しいのですが、だからこそより多くの犬に気軽に与えることができます。
今回は消化器ケア作用のある犬に与えられるハーブをまとめてみました。
目次
ハーブとは
薬草や食材、香料として用いられる植物と定義付けられます。
時にはきのこもハーブとされる時もあります。
健康維持に用いられるハーブはメディカルハーブと言われます。
ハーブのメリット
副作用が少なく体への負担も少ない
効果が多岐にわたる
ハーブのデメリット
植物をそのまま使用するのでハーブの生育状況等の個体差があり効果にばらつきがある
良くも悪くも効果は穏やか
効果が多岐にわたることから研究が困難で現代医療では主流ではなく研究も未発達
消化器ケア作用のあるハーブの例

・フェンネル
別名ウイキョウとも呼ばれ古代ローマやインド伝統医学アーユルヴェーダでも古くから使われてきました。
消化促進、口臭対策、喉の痛み、歯肉炎、母乳分泌促進に効果が期待できます。
胃や腸に溜まったガスを排出、弱った胃腸を回復させるのに役立ちます。
果実や根、葉や茎、種も利用できます。
・ペパーミント
ミントは古代エジプトやギリシャでも利用されてきた歴史あるハーブ。
ペパーミントはスペアミントとウォーターミントから17世紀に生まれたミントです。
ペパーミントは消化器疾患に作用するハーブとして人気で腸内のガス排出や消化不良、腸炎、下痢への作用が期待できます。
またペパーミントの香りは車酔いや、咳、気管支炎にも効果が期待できます。
・カモミール
カモミールは主にジャーマンカモミールとローマンカモミールがありますが動物への使用ではジャーマンカモミールが一般的だそう。
効果は食欲不振、不安、不眠、緊張、抗炎症、皮膚の健康維持、口内炎、刺繍病など多岐に渡ります。
クセも少なく作用する範囲も広いので初めてハーブを使う場合にもおすすめです。
無添加のカモミールティーなどを試してみるのも良いでしょう。
・マシュマロウ
白くて甘いお菓子のマシュマロはこのハーブから名付けられたと言われています。
古代ギリシャからアラブ、インドまで渡ったマシュマロウは世界中の人々に使われてきたハーブです。
呼吸器、消化器、泌尿器の疾患、外用では皮膚トラブルに効果があるとされています。
マシュマロウは粘膜に作用するので咽頭や気管の炎症、咳を抑え、胃腸炎や下痢、便秘に作用します。
・スリッパリーエルム
北米産の樹木。
アカニレとも呼ばれハーブとして使用される部位は樹皮になります。
薬効は粘膜保護、抗炎症、下痢、便秘、腸炎、消化不良、咳、咽頭炎などが期待できます。
アメリカでは古くから信頼されているハーブで乾燥した樹皮のパウダーが水分と混ざると粘度のある物質に変化し胃腸の粘膜を保護します。
あまりの人気に絶滅が危惧されているほどだそう。
同じような薬効のマーシュンマロウと併用するとより効果的とのこと。
ハーブを与える時の注意
薬を服用していたり治療中の疾病がある、持病がある場合、かかりつけ医に相談すること。
たくさん与えても副作用がないというわけではないので与えすぎないこと
ハーブの使い方
・煮出す
15分ほどじっくり煮出す。ハーブティーよりもより強い効果が期待できる
・ハーブティー
効果は少ないが手軽。
・グリセリンチンキ
アルコールの代わりに6割の植物グリセリンと4割の水にハーブを浸して密閉し抽出した液を使用。
アルコールチンキより効果は柔らかくなるもののアルコールを使用していないため安全。
グリセリンの甘みもあり動物に与えやすい。
・粉末にして食事にまぜる
・浸出油
ハーブが全てつかるくらいオリーブオイルをいれて密閉、1ヶ月ほどおいておき、オイルを絞り使用できるもの。
経口投与も外用も可能。
使用量
ハーブや症状によって異なる。市販のハーブ製品の場合は表示に従いましょう。
自分でチンキや乾燥ハーブを作ったり生のハーブを与える場合は専門書やインターネット等で適量や投薬期間を調べて与えましょう。

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