⚫︎最初に
第3回ドッグフード考察
今回はitiドッグチキンディナーです!
かわいいパッケージが目を引くiti。
今まさに絶賛リニューアル中で注目を集めています。
今回考察したものはリニューアル後のものはまだ手に入れられず
リニューアル前のものですが、大きく内容は変化していないようなので、
参考になれば幸いです。
与えているフードがどんなものなのか、良いものなのか心配な方、
または購入を検討している方、
犬に合ったフードが見つからない”フード難民の方”の
きっとお役に立ちます!
⚫︎目次
⚫︎値段、サイズ、粒状
・40g(お試し用) 457円
・200g 1980円
・1kg(200g×5) 9350円
平らな正方形、
水やぬるま湯でもあまりふやけない、
しっとりしていて、手で崩れる柔らかさ
⚫︎生産国、メーカー
ニュージーランド産
メーカー名 iti
⚫︎特徴
(以下は公式HPより抜粋)
材料の風味と栄養価をエアドライ製法で余すことなく閉じ込めた、最高級レベルの品質と安全性を持つ穀物不使用のペットフードです。
イティは天然の原材料のみを使ったエアドライフードです。
高温多湿を避け、開封後は10日以内に使用してください。
未開封であれば、1年以上の賞味期限がありますが、開封後は冷暗所での保管の場合は10日以内、冷蔵庫での保管の場合は約30日以内(一部製品は8週間以内)を目安としてお使いください。
イティの原材料として使用されているのは、ニュージーランドの広大な土地でのびのびと走り回って育った高品質なチキンです。
ワンちゃんも食べ慣れたチキン味は、人気No.1!!
イティは新鮮な生肉と内臓、魚介類から作られています。
生肉は約75%の水分を含み、そこに必須ビタミンやミネラル類を加えて混ぜ合わせ、低温の風でゆっくり時間をかけて水分を蒸発させます。
大事なのは、天然の栄養素を壊すような加熱をしないこと。
およそ10時間後、約60%の水分が取り除かれます。
そしてイティのエアドライフードは、生肉の3倍のたんぱく質量を持った非常に消化に優れた高品質なたんぱく源に変わります。
そのため、生肉のように天然の酵素をたくさん摂取でき、食の安全性も保証されます。
この製造処理工程は、栄養素を壊さず自然の状態で肉を保存するのに何世紀にも渡って用いられてきました。
イティのエアドライフードやトリーツは、鮮度を保つため小包装され、エージレス(酸化防止剤)が封入されています。
開封後は効果がなくなるため、取り出してください。
イティペットフードはロットごとにどの農場かを遡ることができ、その原料が安全基準を満たしていることを確認できます。
また、イティの製品工場は定期的にニュージーランド政府による徹底的な監査を受け、人間用食品工場として認可された最高レベルの食品安全性と品質を、確かなモノにしています。
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穀物不使用
→穀物とは広義な言葉で、米や小麦、とうもろこしはもちろん豆類も指す。itiのドッグフードではこのような穀物は使用されていない。穀物は炭水化物源になるほか、ドッグフードの成形目的で使用されていることもある。また、特に小麦は犬のアレルゲンとして現れやすい食品であるため、グルテン負耐症の疑いがある場合や小麦を使用した製品でアレルギー症状が出た場合などは”穀物不使用”の記載はドッグフードを選ぶ大きな指標の一つになる。ちなみに原材料に記載のあるエンドウマメも豆類ではあるが、豆類が穀物となるのは乾燥した状態で収穫したものに限られるため、この場合は穀物には含まない。
天然の原材料のみ
→”天然”がどのような意味で使用されているのかはわからないが、いわゆる加工したタンパク源であるチキンミール等を使用していないということを指しているのかな?と思う。
ゆっくり時間かけて水分を蒸発
→エアドライ製法のことを指す。エアドライはいわゆる熱風乾燥であり、乾燥に時間は必要だが、加熱による栄養損失を最小限に抑える加工方法。
生肉の3倍のたんぱく質量を持った
→乾燥により余分な水分が蒸発されたことでより密度の高いタンパク源になっている。これにより少量でも十分な栄養が得られる栄養設計が実現されている。
非常に消化に優れた高品質なたんぱく源
→穀物が不使用、野菜や果物等の繊維質も最低限で、原材料の殆どを肉類が占めており、高タンパク質なフードのため消化しやすく吸収しやすい。
個包装
→実は個包装されているドッグフードは意外と珍しい。高タンパク質で思考性も高いことから、術後や運動量が高い犬の栄養補給やトレーニングのトリーツとして、いつものご飯のトッピングとしても活用しやすい。また、酸化等を防げるので栄養の劣化が少ない状態で与えることが容易になる。
⚫︎材料
(以下は商品記載の原材料一覧より抜粋)
チキン、チキン肝臓、エンドウ、植物性グリセリン、緑イ貝、パセリ、乾燥チコリ、シーソルト、ケルプ、亜麻仁、ミックストコフェロール(酸化防止剤)、アミノ酸類(タウリン)、ビタミン類(塩化コリン、E、B1、B3、B5、B2、ビオチン、A、B12、ビタミンB6、ビタミンD3、葉酸)、ミネラル類(炭酸カルシウム、鉄、亜鉛、硫酸銅、セレン、酸化マンガン、ヨウ素酸カルシウム)
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・原材料
チキン、チキン肝臓、エンドウ、植物性グリセリン、緑イ貝、パセリ、乾燥チコリ、シーソルト、ケルプ、亜麻仁
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チキン、チキン肝臓
→チキンはどこの部位かは不明だが、タンパク質源として。
チキン肝臓は高タンパク低脂肪。
ビタミンが豊富に含まれており、特にビタミンAが非常に豊富。
鉄分をはじめとするミネラルの供給源にも。
エンドウ
→他の豆類と比較して不溶性植物繊維を多く含みます。
不溶性食物繊維は水分を含み膨らみ、腸を刺激して蠕動活動を活発にします。
植物性グリセリン
→ヤシ油やパーム油から生成される食品添加物。甘みがあるため甘味料として使用されることもあるが、おそらくこのフードの場合はエアドライ製法のため水分を完全に蒸発させることができないので、フード中に残った水分において微生物の繁殖を抑える保湿剤としての役割を果たしているものと思われる。
緑イ貝
→日本での正式名称はモエギイガイ。
ムール貝の中まで貝殻の縁が緑色になっているものが特徴。
ヒアルロン酸やコンドロイチン、オメガ3脂肪酸を含み
炎症抑制効果による関節の痛み/炎症緩和効果が期待される。
パセリ
→緑黄色野菜の中でもβカロテンをの含有量はトップクラス。
βカロテンは皮膚や目の健康維持に役立ちます。
特にビタミンAとビタミンC、ミネラルのカリウムは非常に豊富。
乾燥チコリ
→小さい白菜のような野菜で欧州では一般的な野菜。
ほとんどが水分と食物繊維で構成されている。
シーソルト
→塩は保存添加物にもなるが、保存力が効くほどの量は添加されていないと思われる。
海塩なのでナトリウムやマグネシウムなどを豊富に含む。
ドッグフード中心の食生活おいて塩不足、低ナトリウム血症になる可能性は低いが、
肉中心の食生活(いわゆる生食など)の場合、本来塩分が豊富に含まれていた血液も食べていたという栄養設計をモデルにするので、
このフードも塩分を添加しているのではないだろうか。
現にitiドッグフードでは肉中心の高タンパク食であり、商品紹介の文章の中で”生肉のように”という表現がされている。
ケルプ
→コンブ科目の大型の海藻。
ケルプはヨウ素や亜鉛などを豊富に含みミネラルの供給源でありながら、
水溶性食物繊維を豊富に含み繊維源にもなっている。
亜麻仁
→脂肪補給目的の材料。
亜麻仁はオイルに抽出する前の姿は護摩のような形で、フラックスシードともいわれます。
食物繊維と油分:オメガ3のα-リノレン酸を豊富に含んでいます。
オメガ3はアレルギーの症状を抑えたり、血液をサラサラにしたり心疾患のリスクを抑える効果があります。
・栄養添加物
アミノ酸類(タウリン)、ビタミン類(塩化コリン、E、B1、B3、B5、B2、ビオチン、A、B12、ビタミンB6、ビタミンD3、葉酸)、ミネラル類(炭酸カルシウム、鉄、亜鉛、硫酸銅、セレン、酸化マンガン、ヨウ素酸カルシウム)
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以下の記事を参考にしてください。
・保存添加物
ミックストコフェロール(酸化防止剤
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ミックストコフェロールはビタミンE由来の天然酸化防止剤
⚫︎成分表
以下成分表は商品記載より抜粋
粗たんぱく質32%以上
粗脂肪22%以上
粗繊維4%以下
粗灰分9%以下
水分19%以下
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上記の成分表と画像より、
高タンパク質、脂肪はやや高めと言えるでしょう。
⚫︎サンプルの有無
サンプルはおそらく配布していないが、
40gというサンプルサイズが公式ホームページやiti取り扱いショップで販売されている。
⚫︎総評
itiドッグフードのストロングポイントは、個包装されているところ、エアドライ製法で加熱による栄養損失を最小限にしているところ、高タンパク質な栄養設計であること。
個包装だと、トリーツやトッピングとしても使いやすい。
ただ、高タンパク質であることは腎臓の状態が悪い場合や疾病治療中、高齢の場合には適さないこともある。
肉中心で野菜や果物も殆どないため、普段生食を与えている方の非常食としてもおすすめです。
小さいお試しサイズも販売されているため試しやすく、いくつか味の種類もあるのも嬉しいポイント。

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