昨今、良いドッグフードも増えてきており、輸入のドッグフードが多かった市場でも少しづつ国産のフードも増えてきています。
一方でいまだに”ドッグフードは悪”で
ペットフード業界の闇だとか、発がん性物質に溢れているだとか言われているのも現状です。
こういうインパクトのある偏った情報に流されてしまうのは大袈裟に言ってしまうと洗脳と同じように感じます。
インターネットで簡単に大量の情報にリーチできてしまう中で、正しい知識をつけて情報を判断できることが犬に関することに限らず重要だと思います。
ドッグフードはそんなに悪いものではない
昔はドッグフードは確かに劣悪なものが多かったようです。
そもそも犬の食事は残飯が基本でドッグフードをわざわざ購入して与えるなんて近年のことです。
(犬のエサという呼称が嫌がられるようになったのも最近ではないでしょうか。)
今は犬のための法律も整備されつつあり、不完全ながらもペット業界は日々大きくなっています。
犬1頭にかける費用も年々増加傾向にあり、ペット業界は拡大し続けています。
ドッグフードにおいては、人間と同じ法律で捌けなくとも、
ペットフード安全法というペットフードに特化した法律ができました。
勿論この法律は罰則はあるものの、比較的量刑は軽く強く厳しい法律ではないですが、ドッグフードは一応法律で定められています。
(人間の食べ物を管理する食品衛生法や食品表示法の範疇にはドッグフードは当てはまらないため”雑貨扱い”にはなります。この話はまたいつか。)
良質なドッグフードはペット先進国の海外からの輸入が多い傾向ですが、
ここ数年で国産のフードで良質なものも増えている印象です。
ただ、犬の食事への関心が増えていく中、ドッグフードは悪いものであるという情報を発信するものが増えたように感じます。
よくよくこの情報発信元を見ると手作り風の冷凍フードを販売する企業の広告だったりします。
(ドッグフードをやめてこの食事にしたら〇〇が改善した!とかよく目にしませんか?)
思いっきりプロモーションの罠だったんですね。
今やここでもインターネット力および情報精査能力が問われるのかと苦笑いしてしまいますが、
インパクトのある言葉に惑わされず正しい情報を身につけ自分で判断できる力を得る必要があります。
信じ切る前に1度疑問に思うことが大事なのでは。
勿論私の発信する情報も然り。笑
手作り食も実践する私がドッグフードにもこだわる理由
私は犬の食事や飼養方法に関する勉強もし、資格もいくつも所持していますが、
何年も勉強した結果、
日本の現代においてドッグフードは犬の食事として最適と言わざるを得ない
という考えに至りました。
これが私がドッグフードにも拘る理由でもあります。
この考え方に至ったのには2つの考えがあります。
1つ目は
動物病院で何か疾病を診断された際に食事療法を治療法として選ぶことが多いということです、
食事療法は犬に対する負担やリスクも少なく、
取り入れやすく費用も高額になりにくいため、初期治療や保存療法としても採用されやすい治療方法です。
食事療法には主に療法食用の専用のドッグフードを使用することが多いです。
食事療法を勧められた際に
食べ物に保守的な犬、ドッグフードを食事として認識していない犬、ドッグフードを食べ慣れていない犬はどうするのか。
他に代替できる治療法があれば良いですが、ないこともあります。
(ストラバイト結晶はまさに。主な治療法は食事療法です。)
また、飼い主が微量な成分にこだわり手作りで食事療法食を作るのはほぼ不可能でしょう。
(民間療法というか、自然療法とかだと話は変わるかもしれませんが。)
2つ目は
災害時に支援される犬の食事は主にドッグフードで
手作り食は非常食にするのは難しいということです。
災害大国日本で犬の防災対策も考える必要がありますよね。
電気やガスが止まることは想定内に、避難時のことももちろん配慮し、対策する必要があります。
非常持ち出し袋には約1週間分の犬の食事を入れておくようにと言われていることが多いです。
また、災害時は人間の支援が優先になり、犬の災害時支援など二の次でいつ始まるかわかりません。
手作り食の場合どうするのか。
食べ物に保守的な犬、ドッグフードを食事としいて認識していない犬、ドッグフードを食べ慣れていない犬はどうするのか。
手作り食や生食を推奨する人や組織、
またそれらを商材としてビジネスを行うものも増えていますが
有事の際にはそれらは責任をとってはくれません。
これらのことからドッグフードは悪ではなく、
現代の日本において犬の食事として最適解なのではないかと考えているのです。
我が家の犬の食生活
なんでも食べる犬ならまだしも
犬の食事に興味が大きい飼い主の中には
食事に関するトラブルを抱えている犬と暮らしている人が多いように感じます。
私も同じです。
我が家の1匹は食事にあまり興味がありません。
おやつも勿論好き嫌いがあり、
外など刺激が多いとおやつも二の次になってしまうほど食に対する優先順位が低いようなのです。
空腹でなければ食べない、気に入らないものは空腹でも食べない、
食べずに胃液を吐いて今度は気持ちが悪くて食事がとれないことも多々。
(もう1匹は食への執着が凄まじく、なんでも食べる)
ではこのような犬の食生活はどのような形で実践しているのか。
我が家の犬たちの食事は
朝:ドッグフード(トッピングなし、ドライタイプ)
夜:手作り食やドッグフードにトッピング、ウェットタイプドッグフード
おやつ:市販のもの、手作り、野菜、果物、お肉、魚、ヨーグルト等々
なぜこのスタイルか
朝は食事療法が必要になった時、災害時を考えてドライフードのみ
夜やおやつはドライフードに限らず様々なものを食べ慣れていて欲しいから
様々なものを食べ慣れていて欲しい理由
災害時、
用意していた非常食が足りなくなった際、
やむをえず人間の食材を与えることになるかも、
他の飼い主さんからフードを分けてもらうかも、
準備しておいた非常持ち出し袋を持ち出せず用意していたフードが手元にない際、
正直考えるとキリがありませんが、
ドッグフードにも手作り食にも慣れていて食に寛容な子なら
こういう時にも臨機応変に対応できる可能性大きいのです。
療養時、
食事制限で食べられるものに限りがある際、
おやつは市販のものは与えられない場合、
添加物がなく限られた野菜やフルーツ、蒸した肉などを使用したものなら与えられることもあります。
アレルギーが出た場合も同様です。
ドッグフードは勿論手作り食も食べ慣れていると、このようにその都度その都度、選択肢が増えるのです。
ちなみに、
我が家は
朝に与えているドッグフードはそれぞれ2種を約1ヶ月ごとにローテーションしています。
ローテーションする理由は
・栄養の偏り(ほとんどないという先生もいらっしゃいましたが)、
・固定のタンパク源や栄養源を長期間摂取し続けることによるアレルギーの発現を防ぎたいから
フードの選び方は
姉犬の場合
関節に持病があり、手術歴があり、食べ過ぎる傾向にある、ストラバイト結晶の既往歴あり
・膝関節ケアできるフード、ストラバイト結晶に配慮と記載のあるフード、体重管理用のフード、特に特徴もないフードのいずれか2種をローテーション
弟犬の場合
食事に興味がない、肌乾燥気味、運動量多い、消化器トラブル多め、興奮しやすい
・少量で必要量が取れるフード、消化しやすいフード、皮膚被毛に配慮しているフード
その都度お得に買えたとかで少し違うこともあるけど購入時大体選ぶのはこういう特徴の各々の体質に合わせたものを購入し与えています。
備蓄しているものは基本的にローリングストック、
非常持ち出し袋には2匹が確実に食べれるものを1袋入れています。
様々なリスクを考えた結果
色々なタイプの食事、食べ物を食べ慣れていると
その際に選択できる選択肢が増える可能性が大きいのです。
だからドッグフードにも
手作り食にも
おやつに野菜やフルーツ、市販のおやつも勿論、
与えることに私はこだわっているのです。
ドッグフードは犬には良くない食べ物だ!とか、
愛情いっぱいの手作り食が1番!とか、
犬の生態にあっている生食しか考えられません!とか、
様々な考え方があります。
私はどの食事法も間違いではなくて、正解だと考えていて、
善悪を決めるのではなく、
ドッグフードも、手作り食も、生食も全てを利用することに
ストロングポイントがあると感じています。
だから、この食事は良くないと決めつけるのではなく
平らな視点で自分と犬の生活にどの方法が1番納得できるか、合っているのかを判断できたらいいと思います。
以上!

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