【食材】トライプとグリーントライプの違いと栄養

Photo by Trinity Kubassek on Pexels.com

先日SNSでトライプを与えましょうと大きく表現しているインフルエンサーの方を見つけました。

私も毎日トライプを与えていますが、

トライプとは結局何なのかということから実際に与えてみての感想までまとめてみました。

目次

  1. トライプとは
  2. グリーントライプとトライプの違い
  3. トライプ=胃の内容物ではない
  4. グリーントライプの効果と栄養
  5. おすすめのトライプ

トライプとは

簡単に言ってしまうと家畜の胃を指します。

家畜の胃でも、反芻動物と言われる4つの胃をもつ動物の胃をトライプと呼びます。

家畜は家畜でも豚や馬や鳥にはトライプはないということです。

トライプを持つ家畜で代表的なのは、牛、羊、鹿、山羊などです。

ちなみに反芻動物は一度胃に入れた固形物をもう一度口に戻して再び咀嚼することから反芻動物と言われています。

(4つの胃と、何度も咀嚼していることで草:植物がどれだけ消化しにくいものなのかも同時に理解できると思います)

人間にとってトライプと呼ばれる部位はミノ、ハチノス、センマイ、ギアラと呼ばれ、いわゆるホルモンとして食べられています。

スーパーや精肉店で販売していることもありますが、

多くの場合はすでに洗浄され、時には漂白されている場合もあり、

この場合犬にとっては栄養が少なくなってしまっていると考えて良いでしょう。

グリーントライプとトライプの違い

トライプでも犬用でよく見かけるのはグリーントライプと表示されたものです。

主に犬にとって有用とされるのはグリーントライプの方です。

実はトライプとグリーントライプには重要な違いがあります。

・トライプ=反芻動物の胃

・グリーントライプ=反芻動物の未洗浄、未漂白の胃

なぜグリーントライプというのかは牧草をたっぷり胃に蓄えたまま反芻動物が解体されると

胃(トライプ)が緑色になっており、それゆえにグリーントライプと言われるそうです。

トライプ=胃の内容物ではない

昨今トライプが犬の体に有用だと注目されて始めている一方で間違って情報が広がっているように感じます。

それは

トライプ=草食動物の胃の内容物 という誤情報です。

先に述べた通りトライプとは反芻動物の胃を指す言葉です。

決して胃の内容物を指しているわけではありません。

おそらくこの誤情報が広がったわけは

グリーントライプが反芻動物の胃の内容物を含むことから生まれたのではないかな?と個人的には思います。

犬に有用とされているのはトライプでもグリーントライプを指し、

グリーントライプは胃の内容物が残ったままの胃を指します。

流行りに乗ってトライプ入りのおやつやドッグフードも増えてきていますが、原材料も注意してみてみましょう。

何度も言いますが以下の意味をしっかり押さえておくと良いかもしれません。

・トライプ=反芻動物の胃

・グリーントライプ=反芻動物の未洗浄、未漂白の胃(胃の中身が付着したまま)

グリーントライプの効果と栄養

腸内環境の健康維持

グリーントライプは反芻動物によりすでに消化されかけていたものを含む胃です。

つまり、天然のプロバイオティクスの宝庫なのです。

(プロバイオテイクス=私たち人間や犬の腸内環境に有用な微生物を含む食べ物)

消化吸収の促進

グリーントライプは反芻動物によりすでに消化されかけていたものを含む胃、ということで消化酵素も含まれています。

これらの消化酵素は植物を消化するためのもので、

肉食寄りの雑種である犬にとって消化しにくい植物(野菜や穀物)の消化を助けるのに役立ちます。

タンパク質、脂質の供給源

グリーントライプとしての意味を正確に解釈している製品であれば、胃の内容物のほか胃も含まれているはずです。

牛のハチノス(第二胃)の場合、100gで脂質15.7g、タンパク質12.4gを含みます。

このように犬にとってトライプはタンパク質、脂質の供給源にもなります。

トライプとして与える場合(グリーントライプではない場合)はタンパク源、脂質源として活用しましょう。

脂質が多いので与えすぎは要注意です。

ちなみにK9によると牛と羊でグリーントライプの栄養構成は異なるそうで

ラム・グリーントライプは

・牛よりも低脂肪、低コレステロール

・香りが強く高い嗜好性

ビーフ・グリーントライプは

・より消化しやすい

・羊よるも高脂肪、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれている

とそれぞれ特徴があるようです。

おすすめのトライプ

未洗浄、未漂白のグリーントライプには草食動物が草を消化するための酵素や、消化過程で発酵することで生まれる乳酸菌などが含まれています。

これらの栄養は洗浄、漂白してしまうことはもちろん、加熱により多くが消失してしまいます。

グリーントライプの栄養を最大限に活用したいならば、注目するべきは加工の際の”加熱”です。

昨今では北海道等で狩猟された鹿の加熱していない生のグリーントライプもインターネット等で手に入ります。

しかし、冷凍で生の状態だと保存する場所もとり、衛生状態も良いものでなければいけなく、少しハードルが高いようにも感じるのではないでしょうか。

そこで私のおすすめは

やはり定番は最低限の加熱処理で加工されたK9ではないでしょうか。

牛と羊で選べるのでアレルギーがあっても使いやすく、

フリーズドライ加工により最低限の加熱の留めてあるので栄養も破壊されていません。

胃と胃の内容物100%を使用した正真正銘のグリーントライプです。

実際に毎日与えていますが、牧場にいるような芳しい香りがします。

2匹のうち、食べムラが激しい方はグリーントライプだけ食べるなんてこともしばしば。

お腹の調子が悪い時にもグリーントライプを崩してふやかして与えたりもします。

他にもグリーントライプを含むフードも楽天ルームで紹介していますのでぜひご覧ください。

⚫︎私が使用しているK9ラムグリーントライプ

https://room.rakuten.co.jp/room_yuudle/1700248625716378

⚫︎トッピングにも利用しやすいグリーントライプ入りウェットフード

https://room.rakuten.co.jp/room_yuudle/1800009777114110

※参考にしたページ

https://www.k9natural.jp/column/dog/5.html

https://dragonflyproducts.co.uk/blogs/help-advice/green-tripe-for-dogs

コメントを残す