チアシードという食べ物を知っていますか?
見た目が苦手という人も多いでしょう。
個人的には食感が楽しくて結構好きです。
ゼリー状のプルプルとした部分とカリッとしたタネの部分で構成されています。
一体何の種なのかという根本的なところから始まり、意外と知らないことが多いので今回しっかり調べて記事にしてみました。
チアシードとは

チアシードとはチア、別名サルビア・ヒスパニカ、サルビア・コロンバリアエ、サルビア・ポリスタキア、サルビア・ティリフォリアの食用種子です。
シソ科の植物になります。
チアシードは楕円形で白黒の斑点、マダラ模様、2ミリほどの小さい種子です。
吸水性のある種子で水を吸い込むと12倍にまで膨張し、種子の周りにゲル状のコーティングをまといます。
古くからアステカ人によって栽培され食べられてきた歴史があります。
アステカを訪れたイエズス会宣教師はとうもろこし、豆、アマランサスと並ぶ重要な食物と記録していたほどです。
また、チアシードはアステカでの宗教的儀式において神々への供物としての役割も果たしていました。
これらのことからアステカの人にとって大事な食べ物だったことがわかります。
チアシードが英国、米国を中心に世界的に広がり始めたのは21世紀に入ってからでした。
チアシードの栄養
チアシードの大部分は炭水化物が占めています。
しかし、炭水化物100gのうち34.4gを食物繊維が占めており、糖よりも繊維質が多い炭水化物と言えるでしょう。
ビタミンB系のチアミン、リボフラビンを多く含み、
ミネラルではルシウム、鉄、マグネシウム、マンガン、リン、亜鉛を含有します。
チアシードを潰して絞るとチアオイルが出てきます。
チアオイルにはリノール酸とリノレン酸を中心に必須脂肪酸が多く含まれています。
チアシードは犬にとって良い食べ物か
チアシードは少量であれば犬に適しています。
チアシードはビタミンB群の優れた供給源であり、オメガ脂肪酸、抗酸化物質、繊維、カルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラルが豊富に含まれています。
主な栄養成分となる4つの構成成分について説明します。
①オメガ3脂肪酸
(オメガ3=リノレン酸、EPA、DHA 亜麻仁油やエゴマ油、魚油
オメガ6=リノール酸 ごま油やサラダ油)
チアはオメガ3脂肪酸の供給源としてよく知られており、サーモンの3倍の量のオメガ3脂肪酸が含まれているとされています。
チアシード大さじ2杯の分量でオメガ3とオメガ6が3対1になります。
しかしチアシードに含まれるオメガ3脂肪酸はほとんどがリノレン酸です。
リノレン酸は犬の体内で複雑な変換経路を得て長鎖脂肪酸になるので、実際に体内利用される脂肪酸の割合は少ないのです。
オメガ3脂肪酸の供給源として犬にはそこまで優れていないという結論になります。
与えるならばEPAやDHAも合わせて与えると良いでしょう。
②食物繊維
チアシードといえば食物繊維です。
チアシードの主成分は食物繊維でそのほとんどが水溶性食物繊維です。
水分を吸収するとゲル状に膨らみ、糖の吸収速度を遅らせて食後の血糖値の上昇を抑制したり、腸粘膜を保護する整腸作用を持ちます。
乾いた状態でチアシードを犬に与えると腸内で水分を吸収し、下痢止めの作用もあるそうです。
③抗酸化作用
酸化は早期老化と病気の原因になります。
チアシードには抗酸化物質のケルセチン、ケンフェロール、クロロゲン酸、ミリセチンが含まれています。
これらの成分は心臓と肝臓の保護作用と抗がん作用の可能性が示唆されています。
④ミネラル
チアシードにはルシウム、鉄分、マグネシウム、リン、カリウム、銅、鉄、亜鉛が含まれています。
アルゼンチンでの研究ではラットに長期間チアシードを与えたところ、骨密度が改善、腸と肝臓の健康状態も改善されたとの研究結果が出されました。
チアシードの与え方
チアシードにはホワイトチアシードとブラックチアシードがありますがどちらも犬に与えても良いです。
チアシードは保存性が高く、防腐剤などは添加されていないことが多いです。
できればオーガニックで粉砕されたものを使用します。
粒状だと、消化されずに粒のまま便に出されてしまうため、パウダー状のものがいいかもしれません。
もしくは自分ですり潰してもいいでしょう。
与える量は体重10ポンドにつき小さじ4分の1程度。
(1ポンド=0.45kg 10ポンド=4.5kg)
そのまま振り掛けてもよし、水でふやかしても良いでしょう。
参考にしたページ
⚫︎https://www.dogsnaturallymagazine.com/chia-for-pets

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