ケフィアとは古くからロシアを中心に食べられてきた発酵飲料でその特徴はヨーグルトよりも強い酸味とシュワっとした口当たり、乳酸菌と酵母菌の両方を持ち合わせていることです。動物性ミルクのほか植物性ミルクでも作ることができます。ケフィアを犬に与えることで発酵食品を食べると得られる効果はもちろん、抗炎症作用や抗腫瘍作用も持ち合わせているスーパーフードです。
ケフィアとは

ケフィアとはロシアのコーカサスまたはカフカース地方で古くから食べられてきた発酵食品です。
牛乳や山羊のミルク、羊のミルクを使用して、乳酸菌と酵母菌で発酵されます。
動物性ミルクでなくとも、ココナッツ、オーツ、ライスミルクでも代替可能です。
伝統的なケフィアは常温で晩かけて発酵させ、昔はヤギの皮袋に入れて戸口にかけて発酵させていました。
ミルクに入れる乳酸菌と酵母菌のケフィアの素はケフィアグレインと呼ばれています。
ケフィアグレインがなければケフィアを作ることはできません。
ケフィアはヨーグルトよりも強い酸味と、
発酵中にケフィアグレインが二酸化炭素を生成、そのためシュワっとした口当たりが特徴です。
ケフィアの効果

ケフィアは発酵期間の長さにより成分にも差ができます。
発酵期間がなければ長いほど酸味は増加し、酸味の元となる葉酸の含有量は増加します。
ラクトース(乳糖)の消化を助ける作用があり、ラクトース不耐症の人にとっては摂取できる貴重な乳製品と言えるでしょう。
ケフィアに含まれる代表的な乳酸菌、ケフィランはマウスを用いた実験において血圧の上昇を抑制し、血液中のコレステロール生成を抑える効果がありました。
また同様の実験で、がんなどの腫瘍増殖を抑える効果もみられました。
61種類もの乳酸菌や酵母菌を含んでいるので、プロバイオティクス成分があります。
腸の健康を維持し、サルモネラ菌や大腸菌などの有害な菌の増殖、感染を防ぎます。
発酵食品なので発酵食品に期待できる効果である腸内環境改善効果、免疫力アップ効果、抗アレルギー効果も勿論期待できます。
他にもケフィアは抗炎症効果もみられます。
栄養学的には、動物性のミルクを使用した場合、タンパク質の優れた供給源であり、カルシウムとビタミン K の供給源でもあります。
また、脂肪とタンパク質代謝を助けるビタミンB12とB2、マグネシウムやカリウムなどのミネラルも含まれています。
抗生物質を服用している犬の場合、ケフィアを食べることにより、抗生物質により殺菌された善玉菌を復活させることができるのでとても効果的です。
下痢、寄生虫、ストレスに苦しんでいる犬や、高齢犬にも、食事に少量のケフィアを加えると何らかのよい効果が得られる可能性があります。
ケフィアとヨーグルトの違い

お互いに乳酸菌を用いた発酵食品で原材料もよく似ていることから混同されがちなヨーグルトとケフィアですが、実は全くの別物です。
⚫︎ヨーグルト
・乳酸菌によって発酵
・密閉容器に入れられるため販売可能
・とろとろしている
⚫︎ケフィア
・乳酸菌と酵母菌によって発酵
・酵母菌が発酵することで二酸化炭素によりガスが発生するため衛生面の問題から日本国内では密閉できず、販売できない。
(乾燥させて粉末などにしないと販売不可能)
・乳酸菌飲料と言われることもあり、水っぽい
・ヨーグルトよりも強い酸味
ケフィアの作りかた
実はヨーグルトよりも自宅で作る難易度が低いと言われている稀有hぃあですが。その作り方を実際に見ていきましょう。
ー用意するもの
瓶容器または牛乳パック、コーヒーフィルター、輪ゴム、牛乳(動物性または植物性のミルク)、漉し器、ケフィアグレイン
ー手順
①お好みのミルク1カップとケフィアグレイン大さじ1を容器に入れます。この時瓶容器内部に2センチほど空きの空間があることが望ましいです。
②容器の口にコーヒーフィルターを被せて、輪ゴムで固定します。
③室温20度から25度で24時間放置します。
④瓶の中身を漉し器で漉して、漉された液体がケフィアです。
密閉容器に入れて冷蔵庫保存で3週間保存可能です。
⑤漉して出てきたケフィアの粒は再びミルクを入れて8個することで新たなケフィア生成のための種になります。
ケフィア粒は発酵させるたびに成長するので、2週間ごとにサイズが2倍になります。
ケフィアの与え方

乳糖が少ないでとされていますが、プロバイオティクスが豊富に含まれている乳製品のため、初めて摂取したときにお腹が緩くなる可能性があります。
そのため、少量ずつから始めるのが良いでしょう。
最初は1日あたり小さじ1/4または1/2だけ、
徐々に体重16 ポンドあたり小さじ 1 ~ 2 杯に量を増やしていきましょう。
(1ポンド=約0.454kg 13ポンド=約6kg)
ケフィアは毎日与えることができます
抗生物質を服用している犬は腸内の善玉菌も殺菌されてしまうことがあるため、そのよう場合に与える際には、抗生物質を服用してから数時間後に小さじ1〜2杯のケフィアを与えます。
ティースプーン1杯分を直接与えるか、毎日の食事に少しずつかけて与えてください。
ケフィアをコングなどの知育玩具に入れて凍らせて使用したり、ブルーベリー、リンゴなどの果物と組み合わせて製氷皿で凍らせて与えても良いでしょう。
※参考文献

コメントを残す